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【#14 私のSDGs】園に関わる全ての人に安全を。園長先生が取り組む“SDGs”

最近よく耳にする SDGs という言葉。TVでも特集を組まれ、日本にも浸透してきています。そして、弊社でもnoteで社員の取り組みをシリーズ化し、ご紹介してきました。

持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは2015年の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

参照:外務省HP

そして、SDGsについての記事第14弾!
今回は8月に園内のSDGsを調査してもらった大阪営業部のwakabayashiに、引き続き園内で実施しているSDGsについて調査をしてもらいました。
前回の記事はこちら
https://note.com/bell_pr/n/n289466c364f8

“住み続けられるまちづくりを”災害対策について調査

wakabayashi:災害は努力では止められないものですが、災害に対する対応力をつける事で、リスクを最小限に抑える事が出来ます。
どの保育園さんでも毎年避難訓練を実施していますが、調査をすると、避難訓練以外の工夫している園さんがありました。海沿いのある園さんなのですが、先生全員にトランシーバーを渡していました。園長先生から詳しく話を聞くと、津波を心配されているようです。もともと立地から津波の心配をされていらっしゃった様ですが、東日本大震災が発生してから一層防災の意識が強くなったみたいです。
災害発生時には、いつもより密な報連相が必要になりますが、連絡手段となる電話やLINEが繋がらない可能性も大いにあります。そんな緊急時を想定してトランシーバーを渡すようになったと仰っていました。

“すべての人に健康と福祉を”コロナ対策について調査

wakabayashi:保育は“福祉”でありますが、福祉に従事する人が健康であり、環境も整っていないと提供する事は難しいものです。
そこで、院内保育と社会福祉法人で保育を経験した事がある園長先生にコロナ対策について話を聞きました。
院内保育では感染対策を徹底しており“園からは一人も感染者を出さない”という意気込みがすごかったようです。
また、子どもってコロナに感染しなくても、下痢や嘔吐をしがちなんですが、院内保育ではそんな時には必ず使い捨ての手袋、キャップ、スリッパを着用して処理、子ども達に万が一の事がないよう、すぐに外や別の部屋に移動させ、そこで保育をするなどの工夫をしていたようです。
ちなみに、その先生が院内保育から社会福祉法人の園に移った際に、社会福祉法人でも基本的な感染対策は出来ているものの、もっと人手があれば感染対策が徹底できるのに・・・と思われたようです。

現状のコロナに対する園長先生達のリアルな声は・・・?

wakabayashi:コロナ禍になって2年、今月初めにはコロナ陽性者療養期間の短縮が厚生労働省から発表されました。また“コロナは風邪と同じ”という意見を持つ方も多く見受けられる様になりました。
この様にコロナに対する捉え方は変化していますが、園長先生達からは“コロナが下火になっても保育士は感染対策を徹底して欲しい”という声をいただきました。
保育士はリモートワークが出来ず、フレックス制度も導入しにくい職業です。それに、ご家族が在宅勤務をされていたとしても、お子様を保育園に預けて仕事に集中したいもの。
自分のためにも園を利用している方のためにも、先生方にはコロナ感染に対して危機感を持ち、手洗いうがい、換気、消毒等の対策を今まで通り努めて欲しいという事でした。

調査を終えて

wakabayashi:子どもを守る、一緒に働く先生方を守るという園長先生方の気持ちが垣間見えた調査でした。
様々なリスクがある中でも保育園を空けないといけないという強い気持ちや、その保育園で働く先生方に対する熱い思いを聞いて、改めて、保育現場の人材不足の解消に努めていきたいと思いました。

今回もwakabayashiに保育園で実施しているSDGsを探してもらいました。
SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」という目標を実現するためには福祉が必要です。そしてその福祉を提供している保育園をサポートしている弊社、ベルサンテスタッフ。福祉を提供する先生や園長先生が保育の良さをさらに実感していただくために、保育現場のリアルを今後も発信してまいります。

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