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外国語は「ビジネス会話」より「日常会話」の方が難しいと思う件

外国語のレベルって、よく、下から「日常会話レベル」→「ビジネスレベル」→「ネイティブレベル」って段階分けされるじゃないですか。

でも、外国語やって海外で勉強や仕事をした私にとって、実は一番難しいと感じるのは「日常会話(雑談)」だと思うのです。

ビジネスの場面で出る会話って、だいたい何の話か「トピック」がはっきりしていることが多いんですよね。「〇〇の件」とか。だから聞こえてくることの60%くらい理解できれば最低限の仕事は英語でできる、というのが持論です。

(もちろん、英語で難しい商談とかしなきゃいけないマネージャークラスの方とかは別ですが)

それが、日常会話というか雑談になると、「トピック」の移り変わりの幅が大きい&変わる速度が速いので、ビジネスシーンの時よりも断然瞬発力が求められる。雑談で60%理解したところでコメント入れようにも今はもう違う話題になっちゃってる、みたいなことが往々にあって。

で、結局話の輪に入れず、一人孤独を感じてしまうみたいなことが、留学~フランス人しかいない職場で感じていた大きな悩みの一つでした(私だけ…?)。昼休みがつらい、みたいな感覚。

そういう時、私が試して効いたのが、「1対1で誰かと会話できる機会を設ける」でした。1対1なら、相手の逃げ場が無くなります笑 例えば昼休みに一番早くランチルームに行って、次に来た人と自分のトピックで話を始めてしまう、とか。誰かがコーヒー休憩に立ったらそこに行って話てみるとか。

ちょっとでも話せると、自信がついて気分がノリます笑 気分が乗ってると会話への心のハードルも下がります。これは今でも新しい環境に行くと意識的に実践してます。自分のメンタルなんとか健康に保つために編み出した苦肉の策です…笑

富山の漁村からフランス留学・就労→日本で就労→ベルギー移住。プレゼンクリエーターをしていましたが現在移住先のベルギーでの新しい生活で俄然人生もがき中。ここでは「留学」「語学」「海外移住」「ベルギー」を中心に日々の考えを振り返るために書いていこうと思ってます。