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【演習問題・解説付き!】TOEIC Reading 100点あげる裏技 - 「名詞の数」問題編

こんにちは!
TOEICマニアのベイちゃんです。

前回は、TOEICリーディングのPart 5「接続詞・前置詞」問題を1問10秒以内に解くノウハウの概要を説明しました。

今回は4つ目の種類である「名詞の数」問題のテクニックをご紹介したいと思います!

4. 名詞の数の問題

問題の見分け方:

前回同様、非常に見分けがつきやすいです。manyやfew、someなど名詞の数に関連する単語が複数あればこの類いの問題です。

頻出単語:all, much, many, a lot, several, a number of, some, a few, few, a little, little, every, any

この問題を解くにあたって、「much」と「many」や、「little」と「a little」を判別する必要がある時もあります。
英語をかなり勉強している日本人でもよく間違えるところなので、ここでしっかりと復習しておきましょう。

 "Many" vs "Much"

  1. "Many" (多くの)、数えられるものに使う:

    • "Many"は数えられる単位に使われます。例えば、個別のアイテムや数えられるものに関連しています。

    • 例: "There are many books on the shelf."(本はたくさんあります)

  2. "Much" (たくさんの・多くの)、数えられないものに使う:

    • "Much"は数えられない単位に使われます。具体的な単位を数えるのではなく、一般的な量や程度を表現します。

    • 例: "There is much information to consider."(考慮すべき情報がたくさんあります)

"Little" vs. "A Little"

  1. "Little" (少しもない・全くない) - 否定的:

    • "Little"は否定的な文脈で使われ、不足している量やほとんど存在しない状態を表します。

    • ません)

  2. "A little" (少し・ちょっと) - 肯定的:

    • "A little"は肯定的な文脈で使われ、ある程度の量があることを表します。これは肯定的で穏やかな意味合いを持ちます。

    • 例: "I have a little time before the meeting."(ミーティングまでに少しだけ時間があります)

例題)Mr. Whitehouse has interviewed ----- job candidates over the course of his 30 year career.

a) all
b) each
c) many
d) much

解説:空欄の次は数えられる名詞である"Job candidates"であるため、muchではなくmanyを使います。"each"は単数形でしか使わないため誤っていますし、文脈的にallもあり得ません。
よって答えはc) manyとなります。

解答のテクニック

覚えることは2つのみです。
1. 空欄のあとを見て名詞であれば、単数か複数かをチェックする
2. 空欄のあとに of the があれば、some/all/most/manyを選ぶ。theがなければ逆に選ばない。

演習問題:

  1. Oceana Restaurant's customer satisfaction levels have shown ----- of improvement since the staff training seminar.
    (A) some
    (B) many
    (C) a lot
    (D) even

  2. The new project requires ------ resources and careful planning to be successful.
    (A) much
    (B) many
    (C) every
    (D) any


解答・解説:

  1. 空欄のあとにofはあるがtheはないため、someとmanyは誤り。evenのあとにofは来るはずがないので、答えは(C) a lotとなります。

  2. muchとmanyが出たら、とりあえず空欄の動詞が数えられるものであるかをチェックしましょう。
    Resourceは 1 resource, 2 resources という風に数えられるので、正解は(B) manyとなります。



いかがでしたでしょうか?

「名詞の数」問題は見る箇所も少なく正解しやすいものばかりなので、しっかりとこのテクニックをマスターしましょう。

次回は「代名詞」問題のテクニックをご紹介したいと思います。

乞うご期待!

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