【アンカリング効果】人を含むあらゆる”商品”に使える秘策
アンカリング効果とは?
これに限らず、◯◯効果なんて聞くとちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、実際には私たちの日常生活の中でしょっちゅう目にする現象です。
簡単に言うと、アンカリング効果は「最初に提示された情報が、その後の判断や意思決定に大きな影響を与える」という現象です。
例えば、ネットショップで買い物をする時に「定価10万円のところ今なら5万円!!」と表示されたセール品を見たことはありませんか?
これがアンカリング効果を使った例です。
最初に10万円という数字を見せられることで、5万円という値段がすごくお得に感じてしまう・・・これが、アンカリング効果の基本的な考え方です。
このように、アンカリング効果は最初に見た情報を基準にしてその後の判断をしてしまう傾向があることを示しています。
これは、私たちの脳が情報を処理するためにヒューリスティックを使っているからだと言われています。
なおこの投稿はブログからの抜粋です。全文はこちら↓↓↓
ブログには会話のやりとりや補足など、noteにはない要素があります。
ヒューリスティックとは
ヒューリスティックとは、複雑な問題を簡単に解決するための「直感的なルール」や「経験に基づく手法」のことです。
ヒューリスティックは必ずしも完璧な解答を導くわけではありませんが、限られた情報や時間で意思決定を行うために、日々活用されています。
このヒューリスティックがあることでアンカリング効果が生まれるため、このヒューリスティックのことをアンカリング・ヒューリスティックと言いますが、
この他にも多くのヒューリスティックがあります。
●補足
・アンカリングヒューリスティックは、具体的な意思決定のプロセスや手法
・アンカリング効果は、その手法によって生じる心理的な影響や結果のこと
代表的な3つのヒューリスティック
●アンカリングヒューリスティック
最初に提示された情報が基準(アンカー)となり、その後の判断に影響を与える。
例)車の価格交渉で最初に500万円と言われると450万円が安く感じる。
●利用可能性ヒューリスティック
頭に浮かびやすい情報を基に判断する。最近経験した出来事や目立つ情報が影響を与える。
例)ニュースで飛行機事故をよく見ると飛行機が危険だと感じる。
●代表性ヒューリスティック
ある事象が典型的かどうかに基づいて判断する。物事が既存のカテゴリーにどれだけ似ているかで評価する。
例)スーツを着た人を見るとその人がビジネスマンだと判断する。
システム1との違い
まずヒューリスティックは、問題解決や意思決定のための特定のルールや手法を指します。特定の問題解決など意思決定の場面で使われるのがヒューリスティックです。
一方でシステム1は思考過程全体を指し、無意識的かつ自動的に働く直感的な思考プロセスなので、意思決定によらず買い物、運転、会話など、さまざまな場面で働きます。
つまりシステム1はより広い概念なので、システム1の中にヒューリスティックが含まれる。と理解すればokです。
では続いてアンカリング効果を仕事や家庭でどう活用するかですが・・・
続きはブログでご覧ください
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