伏線ばかりの最近;もういちど愛の選択をする in Sweden
直近で起こった、愛に向き合いざるを得ない出来事。
私のカルマのように、毎度訪れる
”逃げたい症候群”
それは、温かいほっとする何かから逃げることで、
停滞することをどこかで避けていたのかもしれないと気付かされることに。
今回私は初めて、大好きなパートナーとスウェーデンで
愛をもってこの傷を解消することになるのでした。
最新2つの記事からわかる、私の傷が引き起こす人生の流れ。
短い文章なので、お時間ある方はぜひお先にお読みいただけると
もっと深く感じていただけると思います。
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ただいまアルバニアで旅をしています✨
もう一度ひとり広い世界に解放されて想うことは、
本当に大切なものは数少ないということ。
いつも旅は素敵なメッセージと気づきをくれるのでした💌
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彼との別れを決断した時
9月3日にスウェーデンを出発し旅をすることを決めていた私は、
もう一度自由に自分を感じるためにも大好きな彼に別れを告げることを選びました。
ちょうど9月3日から1週間前でした。
同棲している私たちは、別れを告げてからも共に過ごす時間があり、
それからは彼の顔を見る度に涙が止まらなくなってしまいました。
いつも愛いっぱいでスキンシップをしてくれていた手がなくなり、
愛溢れる目でいつも見つめてくれていたのもなくなり、
(彼は私の決断を尊重してくれていました。)
それらの愛を当たり前に思ったことは一度もないけれど、
日常に溶け込んでいたたくさんの愛にもう一度気づくことになりました。
「今まで大切なものを持っていなかった時と同じように、
ひとり楽しく旅ができるのだろうか?」
「彼と関係性を経って、連絡もできなくなって、私は本当にそれでいいのだろうか?」
そんな自問自答が頭の中で繰り返される度に、
自分で決断し、伝えたことをひっくり返すわけにはいけないと
毎日自分を戒めていました。
何より彼を振り回し、傷つけることだけはしたくなかった。
だから、この国から出ればきっと状況は変わるのだと自分をなだめながら
毎日を味わい尽くすのみでした。
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大切なものを手放したくなる瞬間
私はいつも大切なものを手放そうとする傾向にあるみたいです。
いつも自分で気づくより先に行動してしまう。
1ヶ月も悩みに悩んだ決断でしたが、それでも。
それはきっと
停滞したくない
何にも縛られたくない
という人生のモットーと関係しているのだと思います。
以前まで日本で過ごしていた時は、
常に自分と向き合う日々でした。
人も場所も一定時間共に過ごすと、縛りに繋がると本気で信じていました。
それくらい、私の選択やアイディアは自由と切り離せないものばかりで、
ひとり時間を超える愛を知りませんでした。
決して、孤独ではなかったんです。
それでも、日本から始めたタロットリーディングライブ配信で彼に出会い、恋愛をするつもりなどなかった私がゆっくり彼に恋をし、
彼がくれる毎日の温かい愛にすっかり馴染んでしまうのでした。
そしてスウェーデンで共に過ごして1年弱。
結婚という大きな壁を前に、また大きな内なる恐怖が暴れだしたのだと
思います。
それでも私は愛を選ぶと決めた
旅立つ最終日、私たちは手を繋いでスウェーデンのチェーンカフェ
”エスプレッソハウス”に向かいました。
私がスウェーデンに訪れた時の初めてのデート先であり、
結婚の夢まで語った最初の思い出の場所。
同じ席。
たった1時間の飛行機までの時間。
向き合いながら、感謝を告げて、
「あと1時間であなたが人生から消えるなんて、今も信じられない」
と2人で話しました。
絶対涙はこぼしたくなかったのに、心が限界で溢れてしまう涙。
彼が「我慢しないで泣いていいよ」と言ってくれました。
ありがたいことにカフェの2階席に誰もいなくて、
ありのままに泣きました。
すぐに抱きしめてくれた彼の腕の中で、愛が溢れて溢れて、
私は人生で初めて
「決断をまちがえた」
と口にしました。
今までだったら、プライドが高い私にできるはずのないこと。
彼の広すぎる器の中で、温かすぎる愛の中でただ、
「なんでこんな決断をしてあなたから去るのか、私自身がわからない」
と告げました。
「こんな素直な気持ちがありながらも、あなたを傷つけることだけはしたくないから、私は潔く去るよ」とも告げて。
でも彼は、
「私の素直な気持ちが何より大事で、それに従った決断をしてほしい。」
「俺はただ私を失いたくない。」と伝えてくれました。
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もし私が相手側だったら、
急に傷つけられたことや悲しみで怒りが湧くはず。
そんなすぐに、はい元通りなんて受け入れられないはず。
それなのに、彼はじゃあもう1度カップルに戻ろうと
抱きしめてくれました。
スウェーデンを旅立つ1時間前。
私の人生が180度変わった瞬間でした。
心が愛に溢れて、それでも大好きな旅も快く受け入れ見送ってくれる
優しい優しい彼。
大切なものを持ちながら、自由も同時に得るなんて、
私にとっては人生で初めてのことでした。
そんな選択を許してくれる他にいない大切な大切な彼を、
忠実に心から愛する選択しか今はもうありません。
絶対に裏切ることなどできないし、したくもありません。
人生は本当に予想もしないことで溢れているなと
旅をしていると感じざるを得ないです。
結果は誰にもわからないけれど、
日々最高の決断だと思うことを選択したいなと思います。
愛から逃げるような形をとってしまったけど、
私を自由にし、停滞の中で諦めることもしたくなかった。
自分を真剣に愛したいと思ったゆえの選択だったことは確かです。
ここまで読んでくださったあなた、本当にありがとうございます。
日々自分を大切にし、愛し、
自分を愛してくれる全てをぜひ抱きしめてほしいなと思います。
それはあなたにとってかけがえのないもので、
奇跡に他ならないのだから。
アルバニアのカフェで執筆をしている今日も、とても幸せです💌
あなたの幸せを心から祈っています❤️
美沙紀
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