見出し画像

メルボルン、クソカフェバイトの末路②この世の終わりみたいな同僚

※お詫び
本当にひどい体験だったのでここで成仏させてほしいのですが、このシリーズちょっと愚痴っぽくなっているかも…すみません…
あともしも悲しい気持ちになってしまう人がいたらごめんなさいー!🙇‍♂️💦


▽シリーズ第1回はこちら



異変に気づき始めたのは、働き始めて数ヶ月くらい経った頃だろうか。

彼女の様子がおかしい。

というのも、なぜだか理由が分からないが、機嫌が悪いのだ。

その頃はまだその理不尽さに気づいていなかったため、
あれー、いつも優しかったのに、私なんかやらかしたかなぁ、
まぁ忙しいしイライラするのも仕方ないかぁ…
と、なんとなく納得したふりをしていた。

そして、その機嫌の悪さは毎回ではなく、
日によってはめちゃくちゃ機嫌がいい日もあった。

だから、
まぁ気分屋なのかなぁ、ちょっとめんどくさいけど、まぁいいかぁ、
と、あまり気にしないようにしていた。

しかし、その機嫌の悪い日の頻度はどんどん上がっていき、
遂には機嫌の悪い日しか無くなったのである。

そしたらもう、働きづらくて働きづらくてしゃあない


具体的にどんなふうに機嫌が悪かったかと言うと、

・話しかけるだけで毎回「あぁ?!」とガン飛ばされる。めちゃくちゃ暇な時でもそれ。

・そのくせ、彼女に話しかけづらいから別のキッチンスタッフに話しかけると、「キッチンのことは全部私に聞いて!!」と怒られる。

・ちょっとしたミスがあって、その原因はお互い様なのに、あたかも私だけが悪いみたいな言い方をされて怒られる

・彼女のミスなのに私のミスだと勘違いされ怒られる。最終的に彼女のミスだと発覚するが、もちろん謝ってくることは無い

・忙しそうにしている彼女を手伝おうとしても、「私の仕事だから邪魔しないで!」と怒られる。(別に複雑でもなんでも無い、普通にウェイトレスでもやれる仕事)

・私がほぼ隣にいるのに、近くにいた店長に「あの子(私)に確認したいことがあるんだけど、あの子と喋りたくないから聞いてきて」と私に聞こえる声で言い、店長が伝言してくる。(それに対してなんも言わない店長もやばい)

・当時私は店長にバリスタとして認められていなかった為(そもそもバリスタ志望で入ったのに、練習すらほとんどさせてもらえてなかった)、
店長(バリスタ)が裏に行っている時にコーヒーオーダーを取ると、どうしても彼女に頼まなければならなくなるのだが、毎回「まだコーヒー作れないの?!」とキレられる。まじで毎回。覚えて…。

目の前で「fuck」と叫ばれる

などなど


あげたらキリがないし、他にもまだまだあるのだが、
そう、ご覧頂いてわかる通り、
何をしても、何をしなくても、怒られるのである

普通にだるい。だるすぎる。

スタッフ全員に対してその態度だったら、まだわかる。(それも最悪だけど)
まだ諦めもつくが、無論、
上記した態度は私に対してだけ、なのである。
お気に入りの子に対してはいつもニコニコ、上機嫌なのだ。
きっしょ……。

てか普通に仕事しづらい。
だって普通に会話するのも一苦労なのだから、お客さんに何か質問されて彼女に聞かないといけない場面でも、聞きづらいのである。
律儀に毎回ガン飛ばしてくるから。

だから話しかけてほしくないんだろうと思って、
遠回りして店長やキッチンスタッフに聞くこともあった(普通に効率悪い)。
でもそうすると、上記したように「私に聞いて」と怒られるのである。

普通に仕事がスムーズにいかない

それに彼女がずっとそんな調子だから、忙しいと尚更、
いつ怒鳴られるかと緊張して、私の仕事のパフォーマンスも下がるのである。
悪循環。

それってでもお客さんにとっても迷惑だし、あなたも仕事しづらくないですか??大丈夫そ????

あなたが私を嫌いなことはよく分かりますし、
私も嫌いだからそこはもういいんです。

でも、仕事はちゃんとしない????
普通に社会人として、大人として??????


と、ずっと思っていたし、
普通に意味がわからなくて不思議だった。

(実は最近彼女の年齢を知ったのだが、
同い年くらいと思っていたらなんと38歳。
性格子供すぎるやろ…きっつ……)

特に眼前で「fuck」と叫ばれた時には、
その時点で彼女の人間性のヤバさは分かっていたので、

うわぁ目の前でfuckって言われたぁ、
人生で言われることあるんだぁ映画かよ、


と、なんならちょっと面白くなって笑ってしまった。


ちなみに、私があまりにもポンコツすぎてイライラされているという可能性についてだが、
その頃にはかなり仕事にも慣れていたし、
店長や彼女などの上司がいない日にオープンからクローズまでを任されていたので、
仕事はそれなりに出来ると認められていたはずだ。
そして仮にそうだったとしても、彼女が最低であることに変わりはない。


最終的には色々事情もあって、彼女と一緒に入るシフトは無くなったのだが、
それでも、彼女の万年ブチギレが始まってから半年は一緒に働いていた
長かった…。
(逆になぜ辞めなかったかという話については、また後で話すかも。)


彼女と働かなくて良くなって、やっと平和が訪れた今年4月。
その後は職場の人間関係においてはストレスフリーで、順調に働いていた。

がしかし。

ここで終わりではなかった。

実はまだ、ラスボスがいたのである。



それは、”優しい”はずの店長だった。



つづく


▽第3話はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?