オーストラリア留学を決意するまでの経緯② 【回顧録2】

コロナ真っ只中で海外留学の夢をほとんど諦め、死んだ目をしながら派遣ナースとして働き(相変わらず仕事嫌い)、気づけば1年以上が経っていた。

コロナ渦中で将来の先行きも不安、看護師早く辞めたいけど経済的な安定が無くなるのは怖い、ましてや海外留学に行くなんてもっっての他。
でも毎日毎日ストレスを抱えながら仕事をして人生が楽しくない…、このまま仕事が嫌だと思いながらナースとして一生を終えるのか…と考えると恐ろしくて仕方ない…。

前にも横にも後ろにも進めないしそんな勇気も余裕もない、言わば八方塞がりの状態だった。


派遣を始めて1年半ぐらい経った頃かな?コロナも長引きすぎて、そろそろいんじゃね?みたいな空気がうっすらと世間に漂い始めた頃。

カナダがワーホリを再開し始めたとの情報を聞き、何となく調べ始める(その頃どこも渡航制限をかけていて、ワーホリビザ発行も一時停止されていた)。

コロナ前に留学を考えていた頃、始めこそオーストラリアから海外留学に興味を持ったものの、そこから色々派生して「ヨーロッパ行きたい」「イギリスいいな~」「マルタも魅力的」等と、結局留学先は決めきれずにいた。

だから正直カナダがワーホリを再開したとき、「カナダもありかー」という感じだった。
それにワーホリビザ発行にはお金がかかるけど、応募は無料。
留学に行く決意はまだまだ固まっては無いけども、とりあえずでも応募してみるか(年齢制限もあるしね!!!切実)、と、フォームは全て英語だったがなんとか自力で応募したのであった。

カナダはワーホリビザ発行に年間の人数制限はあるものの、その時点では発行数にはまだ余裕があり、応募締め切りも2ヶ月も先だった。また選考方法が抽選ではなく先着順だったため、「まぁ行けるっしょ」とたかをくくっていたのであった。

しかし、ワーホリビザ取得はそんなに甘くは無かった…。

続く

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