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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説


今日は「午前十時の映画祭14」での上映作品の1つである「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」を観に行った。
前作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の感想は下の記事を見てください。

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」は言わずと知れたインディ・ジョーンズシリーズの第2作目にあたり、初めて「インディ・ジョーンズ」という題名が付いた作品だ。

時代は「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の一年前にあたる1935年。
上海のクラブ「オビ・ワン」でギャングとの取引に失敗した主人公インディ・ジョーンズは、小さな相棒のショート・ラウンド、クラブ「オビ・ワン」に居合わせた女性歌手ウィリー・スコットと共に貨物飛行機で上海を脱出するが、その飛行機は取引していたギャングの会社のものであった。
飛行機のパイロットはインディ・ジョーンズ一行を飛行機に乗せたまま脱出。パイロット不在となった飛行機から辛くも脱出するが、降り立った先はインドのある村であった。

右からインディ・ジョーンズ、ウィリー・スコット、ショート・ラウンド

その村の長はデリーへの道案内の代わりにパンコット宮殿という宮殿に寄ることを提案。
村では寺院に祀られていた聖なる石「サンカラストーン」が何者かに盗まれ、さらに村の子供たち全員も誘拐されていたのだ。
パンコット宮殿はかつて邪悪な教団「サギー教」の本拠地とされ、今も密かに儀式が行われているという。聖なる石「サンカラストーン」と子供たちはそこに囚われていることが分かり、インディ・ジョーンズ一行はそれらを取り戻しに向かうのであった。

先週に引き続き「インディ・ジョーンズ」を劇場で鑑賞したのだが、やっぱり本当に面白かった。
本作は一作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」ほど見てはいないと思うが多分100回は見ていると思う。ブルーレイも持っているが、ここ数年は見てはいなかった。
しかし本当に面白かった。なんなら先週観に行った「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」より面白かったと思う。

冒頭のクラブ「オビ・ワン」での乱闘シーンや飛行機からの脱出シーン、パンコット宮殿でのカラクリや敵とのトロッコでのチェイスシーンなど、どれを取っても胸躍るアトラクションのような映画であった。
ディズニーシーのアトラクション「インディ・ジョーンズアドベンチャー/クリスタルスカルの魔宮」の下敷きにもなったと聞いたことがあったので、この面白さに妙に納得が行った。

またクラブ「オビ・ワン」の名前は「スターウォーズ」に登場するキャラクター「オビ=ワン・ケノービ」からのオマージュだったり、監督のスティーヴン・スピルバーグや原案であるジョージ・ルーカスの遊び心も散見される。

この歳になってから観たからかもしれないが、キー・ホイ・クァン演じる小さな相棒のショート・ラウンドが実に可愛らしく見え、ショート・ラウンドがやることなすこと全てに頬が緩んでしまった。
彼はこの後「グーニーズ」で発明大好き少年”データ”として活躍するのだが、「グーニーズ」でも冒険やってんじゃんと観てる途中に笑ってしまった。
しかし、去年のアカデミー賞授賞式で彼が出演している作品「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が作品賞を受賞したとき、インディ役のハリソン・フォードとの久々の再会は胸にグッとくるものがありました。

他にも書きたい事はたくさんあるが、それだけ面白い映画であった。
しかし、本作はかなりのグロテスク要素も孕んでおり、今回劇場で鑑賞して思った以上にグロさに気づいてしまった。
4K画質になって隅々まで鮮明に観られるようになった弊害なので、劇場で見るときは注意が必要かな。

この作品も1週間の限定上映なので、時間のある方はぜひ劇場に足を運んでみてください。

余談ですが、今日から「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が公開となりましたね。
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」朝9時半頃の上映だったのですが、朝から劇場はコナンを観にきたお客さんでごった返してました。
“コナンの人気恐るべし”と感じました。

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