ジャンクスリーパー
Junk Sleeper
ジャンクスリープ◆テレビゲームで夜更かししたり、テレビを付けっぱなしで寝たり、枕元に携帯電話を置いて寝たりすることによる、意識はないが熟睡できていない睡眠。ジャンクフードのもじり。
ここ数年、昼夜逆転に悩まされている。心当たりは大いにある。布団に入ってからもスマホでひたすら携帯を見つめてSNSを行ったり来たり、NETFLIXで映画を見たり、人と連絡とったり。布団に入るまでは眠かったはずなのに気づけば陽がのぼってる。布団に入ってからが1日で一番脳が覚醒している。
今だって深夜1時。SNSで反応もらったり拡散されたりと動く数字を見ることでギンギンに覚醒した脳でそのテンションのまま記事を書き殴る。
スマホの明るい画面を寝る前に見たり、音楽やテレビをつけたまま寝ると、光などの刺激が脳に伝わり、脳が十分に休息できないらしい。ジャンクスリープ問題。若者の睡眠障害の大きな理由として問題化しているそうだ。スマホの光は脳を昼間だと錯覚させる。睡眠時間を十分に取れず、浅い眠りでは疲れも回復せず、日常生活にも支障をきたす。身体や精神にも異常が見れるようになる。
栄養価の欠いた食べ物にハマって肥満になるジャンクフード依存と同じメカニズムだ。脳が快楽物質を求めてる。寝ようと一度目を閉じても何度も起きてスマホに手を伸ばす。
「ジャンクスリープ」という言葉の存在を知ったのはつい最近。海外の枕メーカーのCMで聞き、言葉の響きが好きで色々と調べた。自分の中で深刻化していたスマホ依存と睡眠障害が、事細かに言語化されて説明されていた。不安だったことも言葉で理解するだけで少し楽になる。いまさらスマホ無しの生活には戻れないが、ジャンクスリープという言葉が頭の片隅にあるだけで健康意識は改善できそうな気がする。
そんな自分の中で深刻な問題になりつつあったジャンクスリープ問題をテーマに歌詞を書いてみた今回の新曲”Junk Sleeper”。寝れない人みんなに聞いてほしい。
オープンチューニングのギターリフや歯切れの良い生ドラムの16ビートを中心に、サンプリングやMIDIシンセの装飾音などサウンド面でも新たなことに挑戦してみた。
ミュージックビデオは全編ニューヨークで撮影。俳優にパジャマで枕もって徘徊してもらいました。
歌詞和訳
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