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#今日の学び No.54「独学大全⑥継続する」

どうもAnbyです。

今日の内容は、「独学大全」のアウトプットになります。独学大全のアウトプットの記事を集めたマガジンを作ってあるので、過去の記事をまだお読みでない方は是非お読みくださいね!下に貼っておきます。

そして昨日の記事もそっと載せておきますね。読んでもらえると嬉しいです。

1.人間は怠惰?

何かしらの影響を受け、奮い立って何かを始めようと意気込み、達成するために計画を立てる。ところが、計画を立てたのはいいものの守れたのは始めの1週間程度で段々と計画を守らなくなってしまって、始めはあったやる気も削がれていって、結局挫折する…

みたいな経験をしたことがありませんか?始めはあんなにやる気があって計画もばっちり立てたのに結局計画を守れずに諦めてしまう...所謂「計画倒れ」というものですね。

独学をやっている人なら相当上手くいっていない限り、必ず経験していることでしょう。諦めようかなと考えているとき、何故自分は自分で立てた計画も実行できないのだろうか?計画を立てても意味ないじゃないか?などなど、「計画が守れない=ダメ」のように考えていませんか?

そもそもな話、人間は怠ける生き物なんです。厳密に言うと、怠けようとする生き物です。捉え方は様々ですが、ポジティブに考えればこれはありがたいことなのです。

怠けるという行為は、危機回避行動にも繋がるからです。以前の記事でもご紹介しましたが、人間はマルチタスクには向きません。1度に1つしか作業はできないのです。同時にやっているように見えて実は交互に頭を切り替えているだけなので、仕事できていると勘違いしやすいですが、脳に素早い切り替えを強いることになるため、余計に疲れる結果になります。

もちろん疲れたくありませんよね?それが、怠惰という道への第一歩なわけではありますが…

人間はこれまで、いい意味で怠惰な文明を築いてきました。現在では息を吐くように当たり前に使っている電話(スマホ)や車やテレビなど、所謂文明の利器というものは、人間の怠惰から生まれたものと考えることができましょう。

なぜなら、一例として電話ならば遠くにいる人とコミュニケーションを取りたい(=hなすためにこちらからわざわざ出向きたくない)という怠惰な欲求から登場したものと考えられるからですね。車で考えても、時間を短縮したいという怠惰な欲求ですし、色々考えてみるとそこには「怠惰」が潜んでいます。

したがって、せっかく立てた計画も、段々怠けてしまって結局計画倒れ状態になるのも、当たり前ですし逆説的に人間であることの証明になっているでしょう。

2.悪循環から抜け出せ!

それでも粘って継続し、習慣化することに成功したいですよね。そのためには、その「悪循環」から抜け出さなければいけません。

そこで、登場するのが「逆説プランニング」という技法です。この技法について、独学大全には以下のように注意書きされています。

この技法は、これまでに何度も計画倒れを繰り返し、もう自分には計画を守ることなど無理だとあきらめてしまった人のためのもの

逆説プランニングについて、軽く紹介しましょう。逆説プランニングの手順は以下の通りです。

① 無理めな目標を設定する (例:毎日1万字書く)
② ①について、最小単位を考えて末尾に「~しない」を付ける (例:毎日1字も書かない)
③ 逆説目標を失敗する

ちょっと面白いですよね。これは、「怠けることに失敗する」ためのものなのです。

上記に挙げた例では、目標は「毎日1万字を書くこと」で、逆説目標は「毎日1字も書かない」ですね。ここでは「書く」という行為はアナログ・デジタル両方での意味を指すこととしましょう。

そうなると、毎日1字も書かないことは、目標の内容からして不可能ですよね。つまり、逆説目標を失敗することになります。

これが、ハマってしまった悪循環から抜け出すきっかけになるのです。

なぜならば、失敗することを計画や行動を回避することではなく、実行することに結び付けるからです。

計画を守れない、それはつまり実行に移せない、ということですよね?この逆説プランニングでは、その「実行に移せない」という現象を変えることができるのです。

とはいえ、この逆説プランニングがかなりの効果を持っているわけではないので、そこに注意してくださいね。あくまでも、悪循環から抜け出すためのきっかけになるものですから。

3.まとめ

というわけで今回の内容は以上になります。

これはちょっと余談なのですが、「怠惰」という言葉を使っていると、どうしても「7つの大罪」を連想してしまいますね。人間の持つ7つの大罪の1つが「怠惰」ですから。それから、アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の魔女教大罪司教怠惰担当ペテルギウス・ロマネコンティが頭に浮かんできます。すごく濃いキャラですよね。これも余談ですが、彼の声を担当している声優さんは「鬼滅の刃」の伊之助の声優さんと同じらしいですよ。ちょっと大正コソコソ噂話みたい…笑。

余談が長くなりましたね。すみません。最後までお読みいただきありがとうございました!では、また明日!

第56号

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