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枡野 俊明さんの「リーダーの禅語」を読んで。

禅語から、リーダーとしてのあり方を学ぶ。

枡野 俊明さんの「リーダーの禅語」を読んで。

読んでというか、もう3年ぐらい繰り返し読んで。

ちょうど、会社でリーダーの役割を担い始めた時に、偶然書店で手にしたのが、この書籍。

私が、この3年間、何か迷った時に読む習慣がついているのも、この書籍。

きっと、禅語の一つひとつに、自分のあり方を照らし合わしているのだろう。

立ち返る場所というか、心の拠り所に近い。

最初は、当然、漢字の読み方から、わからない。

「一切衆生悉有仏性」

、、、えっ??なに??

みたいな。

これは、

「いっさいしゅじょうしつうぶっしょう」

と読み、

「生きとし生けるもの、もっといえば森羅万象のすべてに、仏性が宿っている。」

という意味で、リーダーに当てはめると、

「人を色眼鏡でみないで、どんな人にも何かしらの強みがある。その人のいいところを見つけなさい。」

に置き換えることができる。

この禅語好きで、昨年度、自分の事業所の目標の標語の一つにも選んだ。

当然、スタッフも、最初はカミカミだけど(笑)、1年間朝礼で言い続けると、言えるように。

実際に口に出すって、大事。

スタッフが、10年後とかに、何かの時に、この禅語に触れる機会があった時に、

「あっ、山田が言っていた禅語(笑)。」

と、クスッとして、思い出してくれると幸せ。

禅語って、何か、標語やスローガンと言うか、すぐにキャッチャーには入ってこないけど、一度覚えると、心に残る感じがする。

ちなみに、昨年度あと3つ標語に選んでいて、

「平常心是道 びょうじょうしんこれどう」
「七走一坐 しちそういちざ」
「昨日今日不同 さくじつこんにちとおなじからず」

これも同じく、毎日口にだすと、噛まずに言えるようになる(笑)。

大事なことは、噛まずに言えるようになることでなく、何か、心に刺さる、そんなことを禅語を通じて伝えたかったのだろうな、私。

このような、禅語が、この書籍では、
・風格
・育成力
・平常心
・行動力
・信頼力
の五つに、リーダーとして必要な要素を分けて、全てで、50個、具体例をもとに紹介されている。

自分のその時の状態で、刺さる禅語が違うので、毎回新鮮な気持ちで読めるのが、私としてはこの書籍の魅力の一つだと思う。

ちなみに、今日、読んで刺さったのは、

・大地黄金 だいちおうごん

で、

「自分が置かれている場所で精いっぱい尽くせば、その場所が黄金のように輝いてくる。」

という意味で、

「天職」は、出会うものでなく、今の仕事の延長線上にある。

くぅ〜、刺さるぜ。

全ては無駄なことはなく、いかに目の前のことに真剣になれるか、そこなんだと思う。

という感じで、禅語に触れると、心が洗われるので、お勧めな書籍。

、、、言語化してスッキリ☆☆

繰り返し繰り返し、読める書籍と出会えて幸せ。

明日もしっかり、大地黄金で行くぜ☆

さぁ、明日もガンバルンバ💪