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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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#質問

「今」を意識できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは「過去」を問い詰めない

何かミスが生じてしまった時に、 「なんで、出来なかったの?」 このような確認を行うことは多い。 そうすると、スタッフは、 「でも、、、」 「だって、、、」 と答えることが多い。 なぜなら、過去の 「できない(できなかった)理由」 を聞いているから。 これらは、ある種の、防御反応に近い。 〜〜〜 この問いを、 「今、どうすれば良いかな?」 と、時間軸を今にすることにより、 「できる理由」 にフォーカスできるので、 「自分は、○○したい。」 「

抽象的な問いを置ける理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの可能性を広げる

仕事の場面だと、業務を行う枠組みの中で、具体的な問い、 例えば、5W2Hを用いたりして、行動を促したりする。 もちろん、これは、仕事を進める中で大事なこと。 〜〜〜 ただ、そのような問いが一辺倒になると、常に緊張感が高くなってしまう。 そのような時に、有効になってくるのが、敢えて抽象度が高い問い。 「○○さんは、これから、どんなキャリアを積みたいの?」 「○○さんは、どんな風にありたいの?」 「○○さんは、人生で何を成し遂げたいの?」 このような問いは、すぐ

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの考える力を育成できる

「あなたは、どうしたいの?」 「あなたは、どうありたいの?」 「何のために、働いているの?」 「10年後、どんな風になっていたい?」 これらの問い、シンプルではあるけど、いざ聞かれると、ドキッとする。 〜〜〜 リーダーとして、スタッフ自身の考える力を伸ばす時に、 上記のような、シンプルだけど、本質を突いた問いは、有効。 なぜなら、人は、その場で、パッと答えられない問いほど、 脳で、一生懸命、自分なりの答えを出そうとするから。 〜〜〜 私が、訪問看護の現場

質問の意図を明確にして、相手、そして自分と関わる〜コーチの技〜

最近、とある方のお話を聞いていて、 「意図を明確にする」 ことの大切さを、改めて認識した。 〜〜〜 コーチングスキルの代表例として、 「質問」 があり、質問も、いくつかに分かれるのだけど、 その中で、 クローズドクエスチョン→YES、NOで答えられるもの オープンクエスチョン→YES、NOで答えられるもの がある。 〜〜〜 こちらに関して、クローズドクエスチョンが良いとか、オープンクエスチョンが良いなどの話をしたいのではなく、 相手との対話の中で、質

コーチングスクールの講座の運営サポートをして感じたこと。

この週末は、コーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチング講座のSV(運営サポート)でした。 いろいろなことが起きるものですが、そのことすら楽しみにかえて前向きに捉えることができる、プラットフォームのコーチ陣の方々は、本当にすごいなと感じています。 起きた事実に関して、どんな解釈をするかは、自分次第なのだなと改めて考えました。 そのようなコミュニティに関わることができて、成長と幸せが実感できる、そんな豊かな週末の時間でした。 ~~~ 今回の講座では

プロコーチが伝える、「話を聴くオーラ」の出し方🌈

コーチングスキルの3大スキルは、傾聴、承認、フィードバック(質問とする場合もある)なのだけど、 コーチングに関する多くの研修会などで、まず、最初に学ぶスキルが傾聴なことが多い。 「傾聴」 めちゃくちゃ簡単に言うなら、 「人の話を誠意持ち、建設的に聴く。」 〜〜〜 ところで、皆さんの周りに、 「なんだかよくわからないけど、あの人にはいろいろと話しちゃう。」 そんな、傾聴オーラ満点の人いますか? その要因って、どんなことがあるだろう? ・話を最後まで聞いてくれ

「どんな人生を歩みたいの?」言語化コーチの、あなたへの問い。

「どんな人生を歩みたいの?」 そんな問いを置かれたら、皆さんの思考は何を考える? 「どんな人生を歩みたいの?」 とっても、シンプルな問いだけと、私が考える、この問いの、一番のポイントは、 主語に、”あなたは”が隠れていること。 「あなたは、どんな人生を歩みたいの?」 そう、他の誰でもない、あなたの人生のことへの問いなんだよね。 ~~~ 人は、ついつい、他の人を判断基準にしてしまう。 「上司は、どう思うだろう?」 「部下は、どう見ているだろう?」 「家族は

スタエフでのコーチングスキルに関しての配信のまとめページをnoteで作成しました🌈 傾聴・フィードバック・承認・ペーシング・リフレーミング・質問・フィードフォワード・リフレイン・ミラーリング・リクエストなどなどの紹介になります☝ https://note.com/be_a_smile_masa/n/n09d592880b33

「コーチングスキル」に関してのスタエフ配信まとめページ🎤

こちらのページでは、言語化コーチ山田がstand.fm(スタエフ)で、コーチングスキルに関して配信している内容の各リンクを紹介します。(追加された配信は随時本ページにて更新していきます。) #2_コーチングとは何か? #4_傾聴(コーチングスキル)のお話し #6_フィードバック(コーチングスキル)のお話し #13_承認(コーチングスキル)のお話し #14_ペーシング(コーチングスキル)のお話し #25_リフレーミング(コーチングスキル)のお話し #31_質問(コ

「コーチングスキルを身につけるには、どうすれば良いですか?🤔」スタエフ更新🎤

よくいただくコーチングに纏わる質問について、言語化コーチ山田なりの解釈でお答えしました。 コーチングスキルは、沢山スキル自体を練習することが大切ですが、 実は、もう一つ大切なことがあって、それは、、、、 ★全12回で「自分と向き合い、自分の強みを活かし、自分らしい人生を歩む」キッカケを掴む、 言語化コーチ山田のFSS(Foundation,Strength,Selfish)コーチングセッションの案内は↓★ ★Gallup認定ストレングスコーチと自身の才能・資質を「対話

「質問(コーチングスキル)のお話」スタエフ更新🎤

コーチングスキルの”質問(問いを置く)”についてお話ししました。 最近は、質問より問いを置くというスタイルに変わってきていることのお話しから始まり、 山田が、質問の際に意識している、 「相手ができるというスタンス」 「人は、質問(問い)されると、そこに意識が向く」 「1回につき、1つの質問(問い)」 などについて、お話しさせていただきました。 ★全12回で「自分と向き合い、自分の強みを活かし、自分らしい人生を歩む」キッカケを掴む、 言語化コーチ山田のFSS(Foun

「問いの力は偉大🌈」プロコーチが大切にしている考え☝️

問いの力って偉大なんだよね。 だって、問いを置かれたら、そのことに一気に意識が向く☝️ 例えば、 「朝ご飯何を食べた?」 と聞かれれば、朝ご飯に何を食べたかを考える🍚 それを聞かれて、夜ご飯に何を食べたかとか、今何をしたいかとかを答えるということはない。 〜〜〜 だから、 「将来の夢は?」 と聞かれれば、将来の夢を考える🌈 将来の夢を聞かれて、今朝何を食べたかとかは答えないよね。 〜〜〜 どんな、問いを人や、そして、自分に置くかで、いろいろ変わる🌈

「どんな未来を描いているの?」言語化コーチの問い。

「どんな未来を描いているの?」 こんな問いをあなかたが置かれたら、どんな返答をする? 普段の生活場面では、あまり問われることのない内容だと思うし、 私自身も、コーチングと出会う前は、そうやって未来のことを改めて考えることはなかった。 〜〜〜 2016年にコーチングを学び始めて、 「どんな未来を描いているの?」 と初めて聞かれたとき、戸惑いとともに、よくわからないけど、ワクワクした記憶は残っている。 そして、未来のことを話して、そのことを肯定的に受け止めてもらえ

山口市サービス提供事業者連絡協議会4部会合同研修会でコーチングスキルのリフレーミングと質問の話をしました🌈

MCPの廣田コーチよりお声がけいただき、今年で3回目の関わりをさせていただいた、 「山口市サービス提供事業者連絡協議会4部会合同研修会@zoom」 廣田コーチ以外にも、丸山美香子コーチ、安増美智子コーチ、そして、ホストに知識茂雄コーチという、なんとも、豪華な方々とご一緒できる、私にとって1年に1回の楽しみな研修サポート。 ~~~ 今回、私がお話しさせていただいたのが、コーチングスキルの 「リフレーミングと質問」。 このことに関して、それぞれのスキルの概論少々と、