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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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#質問

【コーチングスキルの”質問”と”GROWモデル”】について看護大学校で授業講師をしてきました

先日、メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田 早恵美コーチと、 看護大学校の2年生に、コミュニケーションの授業ということで、 コーチングスキルの質問、GROWモデル、そして、実際にコーチングセッションについてお話ししてきました。 ちなみに、この授業のバトンは、影山美子コーチというレジェンド看護師から引き継いで、私が2回目の授業を担当しています✨ 〜〜〜 一緒に学んだことが、今日全てが理解できなくても、実習に行ったり、就職したりした時に、 「あぁ、あの時

気づきを促す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはシンプルな問いを置いている

「こうこうこうで、これは、私としてはそう思っていて、もちろん、これが合っているとは思わないし、人それぞれあると思うけど。でも、正しいことは大事で。でも、結局は、自分がどうしたいかなんだけど、あなたはどうしたい?」 もし、自分がリーダーや上司から、このような質問をされたらどうだろう? 最後は、 「あなたはどうしたい?」 と、一見オープンクエスチョンに聞こえるけど、それまでの前置きが長くて、きっと聞いているスタッフは、 「あぁ、○○さんは、こう言って欲しいんだろうな。。

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは対話を深められる

人はついつい、あれこれ聞きたくなり、たくさん質問してしまう。 一つひとつの質問は全然問題ないし、むしろ相手に興味関心があることも伝わり、良いとは思うけど、 質問が2、3つ重なってくると、結局、何を聞かれて、何を答えて良いかわからなくなる。 〜〜〜 その中で、私は、質問というスキルをコミュニケーションやコーチングの研修の時にお伝えしているのが、 「質問は1回につき、1つまで。」 これを意識するだけでも、相手の反応が変わる。 上記みたいに、2、3って投げて、相手から

一緒に考えられる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは質問をしている

「質問は、何のためにする?」 このような問いを置かれると、いかかでしょうか? 仕事において、多くは、質問は、情報を確認したり、進捗を確認したりする。 というように、質問する側が聞きたい情報を得るためにすることが多い。 〜〜〜 一方、コーチングスキルの質問となると、主体は、質問する側ではなく、質問を受ける側、つまりクライアントが主となる。 これを仕事に置き換えると、スタッフが主体的に、スタッフ自身が主語を自分にして、 「私は、、、」 となる、そのようなイメージ。

【音声で学ぶ】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたいスタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、音声配信で紹介します🎤 一つひとつの記事は、すぐに実

【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたい】スタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、紹介することにしました。 一つひとつの記事は、すぐに

待てる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは主体性を育める

仕事をする中で、スタッフの主体性を育むべく、 質問をして考えてもらうことは、多くのリーダーが行っている。 この時に、課題の緊急性や重要度によっても変わってくるが、 いかに、質問をした後に、スタッフから言葉が出てくるのか、リーダーとして、 「待てる」 かがポイントになってくる。 〜〜〜 ちなみに、主体性と似た言葉で、自主性がある。 この言葉の違いは、 〜〜〜 スタッフを指導、特に、新人を指導する際には、順番的には、 自主性→主体性 という流れが良くて、つ

質問できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは話を深掘りできる

コーチングスキルの質問。 〜〜〜 この質問の前提にあるのが、相手の話を聞く、傾聴、そして、相手を認める承認がされて、 いわゆるセットアップ、信頼関係が築けていることになる。 このセットアップがないと、なかなか質問自体が機能しにくく、 場合によっては、質問ではなく、詰問となってしまうこともある。 〜〜〜 質問には、クローズドクエスチョン、オープンクエスチョン、チャンクアップ、チャンクダウン、スライドアウトなどなど、たくさんの種類はあるけど、 今回は、前提としての

「今」を意識できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは「過去」を問い詰めない

何かミスが生じてしまった時に、 「なんで、出来なかったの?」 このような確認を行うことは多い。 そうすると、スタッフは、 「でも、、、」 「だって、、、」 と答えることが多い。 なぜなら、過去の 「できない(できなかった)理由」 を聞いているから。 これらは、ある種の、防御反応に近い。 〜〜〜 この問いを、 「今、どうすれば良いかな?」 と、時間軸を今にすることにより、 「できる理由」 にフォーカスできるので、 「自分は、○○したい。」 「

抽象的な問いを置ける理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの可能性を広げる

仕事の場面だと、業務を行う枠組みの中で、具体的な問い、 例えば、5W2Hを用いたりして、行動を促したりする。 もちろん、これは、仕事を進める中で大事なこと。 〜〜〜 ただ、そのような問いが一辺倒になると、常に緊張感が高くなってしまう。 そのような時に、有効になってくるのが、敢えて抽象度が高い問い。 「○○さんは、これから、どんなキャリアを積みたいの?」 「○○さんは、どんな風にありたいの?」 「○○さんは、人生で何を成し遂げたいの?」 このような問いは、すぐ

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの考える力を育成できる

「あなたは、どうしたいの?」 「あなたは、どうありたいの?」 「何のために、働いているの?」 「10年後、どんな風になっていたい?」 これらの問い、シンプルではあるけど、いざ聞かれると、ドキッとする。 〜〜〜 リーダーとして、スタッフ自身の考える力を伸ばす時に、 上記のような、シンプルだけど、本質を突いた問いは、有効。 なぜなら、人は、その場で、パッと答えられない問いほど、 脳で、一生懸命、自分なりの答えを出そうとするから。 〜〜〜 私が、訪問看護の現場

質問の意図を明確にして、相手、そして自分と関わる〜コーチの技〜

最近、とある方のお話を聞いていて、 「意図を明確にする」 ことの大切さを、改めて認識した。 〜〜〜 コーチングスキルの代表例として、 「質問」 があり、質問も、いくつかに分かれるのだけど、 その中で、 クローズドクエスチョン→YES、NOで答えられるもの オープンクエスチョン→YES、NOで答えられるもの がある。 〜〜〜 こちらに関して、クローズドクエスチョンが良いとか、オープンクエスチョンが良いなどの話をしたいのではなく、 相手との対話の中で、質

コーチングスクールの講座の運営サポートをして感じたこと。

この週末は、コーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチング講座のSV(運営サポート)でした。 いろいろなことが起きるものですが、そのことすら楽しみにかえて前向きに捉えることができる、プラットフォームのコーチ陣の方々は、本当にすごいなと感じています。 起きた事実に関して、どんな解釈をするかは、自分次第なのだなと改めて考えました。 そのようなコミュニティに関わることができて、成長と幸せが実感できる、そんな豊かな週末の時間でした。 ~~~ 今回の講座では

プロコーチが伝える、「話を聴くオーラ」の出し方🌈

コーチングスキルの3大スキルは、傾聴、承認、フィードバック(質問とする場合もある)なのだけど、 コーチングに関する多くの研修会などで、まず、最初に学ぶスキルが傾聴なことが多い。 「傾聴」 めちゃくちゃ簡単に言うなら、 「人の話を誠意持ち、建設的に聴く。」 〜〜〜 ところで、皆さんの周りに、 「なんだかよくわからないけど、あの人にはいろいろと話しちゃう。」 そんな、傾聴オーラ満点の人いますか? その要因って、どんなことがあるだろう? ・話を最後まで聞いてくれ