マガジンのカバー画像

#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

524
傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
運営しているクリエイター

#チームビルディング

障がい児通所支援事業所の管理職へのコーチング研修(スキル編)を実施してきました

7月3日に、埼玉県で、4つの障がい児通所支援を運営している、 一般社団法人歩未(あゆみ)様の、管理職向けにコーチング研修を実施してきました。 今回も、私の大切な人から縁を繋いでいただき、歩未様の代表と知り合うことができ、対話をさせていただく中で、 コーチングマインドやスキルを通じて、まずは、管理職の皆さまに集合研修を行わせていただきました。(研修自体は全2回で、その後、どのようにコーチング文化を組織に根付かせていくかは、研修後に展開していく予定です。) 管理職の方に加

何のために傾聴するかを意識できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長を促せる

コーチングスキルの傾聴。 研修などで、ワークを通しながらその大切さを理解していただくのだけど、 一方で、 「じゃ、傾聴すれば良いのですね!」 というシンプルなものでもない。 もちろん、傾聴することは、第一歩だけど、リーダーとして、 「話を聞いて終わり」 ではなく、そこからが大事。 〜〜〜 ただ、話を聞いて欲しい。 というのであれば、それで良いのだけど、スタッフがリーダーに話を聞いて欲しい場合には、 何か課題があり、困っていて、解決したい、して欲しいから、

叱ることができる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの成長を促せる

先日、叱ることも承認という記事を書いたのだけど↓ リーダー向けの研修などで、 「褒めるだけが承認ではなく、叱ることも承認です。」 と伝えると、多くの人が、頷いて、 「そうそう、そうですよね!」 とリアクションをしてくれる。 〜〜〜 このご時世、 「●●ハラスメント」 とすぐに言われてしまう中で、多くのリーダーが、自分自身の言動に気をつける必要がある。 その中で、いかに、 「上手に叱る」 か、リーダーとして大切な、スキルの一つ。 〜〜〜 この時に大事

【認知症を有する方とは、非言語コミニュケーションを大切にしよう】コーチング×理学療法士の視点👀

有料老人ホームで理学療法士として勤務していると、認知症を有する高齢者の方々とお話しする機会が私自身も多いし、会話を聴いたり観たりする場面も多いです。 私のもう一つの生業である、コーチという側面から、そういった場面を観ると、 と、いつも思います。 〜〜〜 エビデンスがあるわけでなく、個人的な経験値から、認知症を有する方こそ、医療介護従事者の非言語の部分をかなりキャッチして見極めていると考えています。 その観点からも、医療介護従事者が心身ともに良いコンディション、ご機嫌

コーチングプラットフォームの【ファウンデーションベースドコーチング講座】の体験会(無料)が7月8月9月の4日程で開催されます✨

理学療法士という対人支援職をしていると、 「対象者とのコミュニケーションをいかに上手に取るか」 そのようなことを意識することが多かった私は、 いつの日か、 「どうすれば、自分は良い人に見られるだろうか?」 と、見せ方、やり方ばかりを考えるようになっていました。 ~~~ 偶然(今思えば、必然)の出会いで、コーチングプラットフォームで、 スキルだけでなく、自分の土台、ファウンデーション(自己基盤)を丁寧に扱うコーチングと出会い、 見せ方、やり方ばかりと、外側との

リフレーミングできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは行動を変えられる

コーチングスキルのリフレーミング。 〜〜〜 実際に、コーチングセッションの中で、リフレーミングのスキルを使うときは、 例えば、クライアントが、 「あのことは、普通◯◯ですよね! 私は、だからスタッフに◯◯と繰り返し言っているんです!」 となっていた時に、コーチが、 「◯◯を、違う角度、例えば、スタッフの立場からみると、どう見えます?」 と問いを置くと、クライアントは、 「そんな、スタッフがどう思っているかは、あまり聞いていないから分かりません。 多分、◯◯

エンカレッジできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは人のやる気を倍増させる

エンカレッジ。 勇気づける、励ます、促進する、いずれもリーダーとして、スタッフのモチベーションを高めて、いわゆる、 「やる気にさせる」 とても、パワーのあるコーチングスキルの一つ。 〜〜〜 ただ、このエンカレッジ、 闇雲に、 「励ませばいいんでしょ!」 と言う、シンプルなものでもなく、むしろ、愛のこもっていない、エンカレッジは、相手に、 「あっ、本当は、この人、そう思っていないな。」 と思わせてしまい、それこそ、 「やる気を操作されて、仕事に取り組ませら

コミュニケーションスキルの”リフレーミング”と”承認”】について看護大学校で授業講師をしてきました

株式会社 メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田早恵美コーチからのご依頼で、 MCPの一員として、今年で4回目となる、看護大学校でのコミュニケーションリテラシーの授業の講師として、看護学生(1年生)40名×2クラスに、それぞれ90分×2コマで、 コミュニケーションスキルのリフレーミングと承認について、お話してきました。 ~~~ 私自身、20年以上の理学療法士のキャリアの中で、医療職として大切なスキルとして、 「コミュニケーション」 があると思い、病院・介

内省を促せる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長を待てる

私の大学(理学療法士養成)の卒業アルバムに、担任の先生が、みんなへのメッセージで、 「教育とは待つこと。」 と書いてくれた。 その時は、 「確かに、そうだなぁ。」 ぐらいの感想を持ったのが、正直なところ。 〜〜〜 この言葉が、 「いやぁ、そうだなぁ。先生良いこと書いてくれたなぁ。」 と思えるようになったのが、自分が理学療法士として訪問看護ステーションでマネジメントやスタッフの育成を行うようになってから。 自分も含めて、スタッフ一人ひとりの成長速度は異なる。

叱るも承認

コーチングスキルの承認と言うと、いわゆる、 「褒める」 そのようなイメージが強いと思うけど、 褒める=承認 ではなく、承認の中の一つに、褒めるという行為がある。 承認の根本にあるのは、 「相手を認める」。 〜〜〜 その中で、 「叱る」 という行為も、承認の一つになる。 「怒る」 だと、感情に任せての話になるので、 怒るは、承認ではない。 〜〜〜 「叱る」 と言うことは、相手の存在を認めて、相手に成長して欲しい、可能性を感じているからこそ、行うも

共感できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフとの信頼関係をつくりやすい

共感。 他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。 ↑と、定義されている。 この辺りは、同調との違いもあるので、言葉の意味を考えてみるのは面白い↓ 〜〜〜 今回考えてみたいのは、 「共感」 を、字として捉えると、 「共」と「感」。 私が、共感する時に意識しているのが、 「感情」と、「共に」、一緒にその場に居る。 と言うこと。 〜〜〜 そこに、自分の感情に背いて、同調してしまう必要はなく、相手の感情に対して、 その瞬間、その場に、一緒に、共に、

要約できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの頭を一緒に整理できる

コーチングスキルの要約。 〜〜〜 要約が上手く機能すると、スタッフも、 「そう、そうなんです! それで、実は、、、」 と、話がさらに展開していき、対話を一緒につくるという感覚になっていく。 ただ、その時にいくつか気をつけるポイントがあって、 ①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。 ②要約した言葉が、相違ないかの確認を行う。 〜〜〜 ①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。 あくまでも、スタッフの話した言葉を使いながら、要約していくスタ

質問できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは話を深掘りできる

コーチングスキルの質問。 〜〜〜 この質問の前提にあるのが、相手の話を聞く、傾聴、そして、相手を認める承認がされて、 いわゆるセットアップ、信頼関係が築けていることになる。 このセットアップがないと、なかなか質問自体が機能しにくく、 場合によっては、質問ではなく、詰問となってしまうこともある。 〜〜〜 質問には、クローズドクエスチョン、オープンクエスチョン、チャンクアップ、チャンクダウン、スライドアウトなどなど、たくさんの種類はあるけど、 今回は、前提としての

リクエストできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの可能性を広げる

コーチングスキルのリクエスト。 〜〜〜 コーチングスキルのリクエストにおいて、私が大切にしているマインドが、 「リクエストをどうするかは、相手次第。」 ということ。 そうでないと、 「せっかく、リクエストしたのに、全然動いてくれない!」 このようになってしまうことって、実は多い。 それより、 「リクエストをどうするかは、相手次第。」 と思えると、リクエストする側、そして、される側も気持ち的にも楽になる。 〜〜〜 加えて、リクエストのスキルの根底にあるの