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社員A 個人ヘッジファンド編♯30: 「PBR」 <ー どうして日経平均が高くなるのか? 日本はPBRが低すぎ...

今回は「PBR」について見て行きます。

最近、日経平均が結構あげています。 こないだまで日経平均が30000ぐらいだったのに現在32500ぐらいとなっています。

本日、2023年6月7日の午前中はそこそこに下げているものの短期間で

30000 ー> 32500

は大きいですね~

ということで、無責任ながら(笑)いろいろ考えを模索すると結果的には日本のPBR(下記参照)が低すぎるので、買われているのかもしれないという結論に達しました。

Myindexさんの統計を見て見ると

日本のPBRは今年4月時点で1.4倍ぐらい、米国NYSEはなんと4.1倍

これじゃ、日本株が安く見えても当然です。

あの日本最強のトヨタのPBRもなんと、2023年6月7日時点で、1倍を切る連結で0.98倍?

どうしようもないじょうたいですね~

ということで買われているのではないかという憶測が成り立ちます。

なお、どう判断するかは皆さん次第です。

PBR(Price-to-Book Ratio): 株式の評価指標の一つであり、企業の時価総額(株式の市場価格に発行済み株式数を掛けたもの)とその企業の純資産(資産から負債を差し引いたもの)との比率を表します。
PBRは、企業の株式が実際の純資産に対してどれだけの割合で取引されているかを示すものです。一般的に、PBRが1よりも低い場合、株式はその企業の純資産よりも低い価値で取引されていることを意味します。逆に、PBRが1よりも高い場合、株式はその企業の純資産よりも高い価値で取引されていることを意味します。
PBRは、企業の財務状況や評価に関する情報を提供します。通常、PBRが低い企業は、市場がその企業の将来の成長や収益性に懐疑的であると見なされる場合があります。一方、PBRが高い企業は、市場がその企業に対して高い評価をしており、将来の成長や収益性への期待が高いことを示しています。
ただし、PBRは単独で企業の評価をするための完全な指標ではありません。他の財務指標や業績などの要素と組み合わせて総合的な分析を行う必要があります。また、業界や市場の状況によっても解釈が変わるため、個別の企業の状況や業界全体の動向を考慮する必要があります。

一言では、PBR<1の場合は株式の総額が現実の全資産より下回っているので、株を買い取り会社をばら売りすると買い取った方は儲かります。 従い、本来はPBR<1はあり得ないはずなのですが、現在の日本ではトヨタですら0.98倍です。

もっとわかりやすくすると、会社の貯金(全資産)が1000万円あるのに、発行株式の総額が900万円しかないので、株式を買い取り売れば、自動的に100万円儲かるという意味です。

これを商売にしていた映画がジュリアン。ロバーツとリチャード・ギアの大昔の映画「プリティ ウーマン」です。

検索キー(Myindex)= 世界各国のPER・PBR・時価総額

検索キー: トヨタ PBR

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