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社員A ヘッジファンド編♯3:  「FXとは?/ 銀行の外貨貯金は天文学的手数料」 <ー 初心者向け解説 40代、50代サバイバルの方も参考にどうぞ

今回は「FXとは?/ 銀行の外貨貯金は天文学的手数料」について説明をさせて頂きます。

「私的ヘッジファンド」の話を展開するにあたり、もしかすると書いてある事がさっぱりわからない。

と言う方も、いるかもしれませんので一応言葉の説明をしておきます。

FXについては、みなさまご存じだとおもいますが念のため...

FXとは: 証拠金を金融機関に預託し、差金決済により外国通貨の売買を行なう取引のことで、FXは「Foreign eXchange=外国為替」の略です。

は、一般的な説明ですがこれだと分かりにくいと思いますので例をあげます。

たとえば、円安になりそうなので「$」を持っておきたいと思った場合。普通の銀行でTTMレート(下記参照)で1$=133¥で1万$買いたい場合

/*
*外貨の売買の基準となる「TTM(Telegraphic Transfer Middle rate)
」 外貨の売買の基準となる数値がTTMです。 

*外貨の販売価格「TTS(Telegraphic Transfer Selling Rate)」 TTSは、金融機関が顧客に外貨を売る時のレートです。 

*外貨の買取価格「TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)」 TTBは、金融機関が顧客から外貨を買い取る時のレートです。
*/

TTM+1円となり、買った時点で1円もおまけを銀行に支払う必要があります(売るときは逆でTTM-1円となり、これまた1円損をします)。

つまり、銀行で1万ドルの外貨預金をするとなにもしなくとも1ドルに対して2円の手数料がかかり、これに為替リスクがつきます。

銀行から見ると、ドルの外貨予期を集めただけで1ドルに対し2円の利益が発生します。

が...

FXだと、ほぼ銀行の生レートです。 そもそも手数料というものがないところが多いです。

どうしてか?

FXの場合の売り買いはBIT&ASKと呼び

例: 1ドルあたりの円レート

BID(こちらから(客)見て見て売り): 133.690
ASK(こちらから(客)見て見て買い): 133.692

で、この0.002ドルがFX会社の利益となるからです。

この差をスプレットと呼び、FXの会社によりまちまちです。

かつ、FXの会社の場合は資金力が25倍となります。

例えば、100万円だと2500万円の取引ができます。 これもFX会社によってことなります。 海外だと500倍のものもちらほら。

従い、資金力が乏しく10万円しかなくとも250万円の取引ができてしまいます。

ある意味、裏目に出た時には恐怖となります。

これがFXです。

いくら25倍の取引ができても、2-3倍、やっても10倍ぐらいの方が妥当です。あまり、ぎりぎりでやると冷静な判断ができなくなります。

この買持、売り持ちをポジションとよんでいますが、資金力があまりないのに大きなポジションをもっと一発で破産します。

そのたFXの特徴は、毎日買持なら金利の受け取り、売り持ちなら支払いが発生します。

これもスゴイですね。

いまなら(2023年3月29日現在)ドル円1万ドルなら毎日170円ぐらでしょうか? これも各FX会社によって違います。

というのがFXの世界です。

繰り返しますが、25倍賭けられるからと言ってそのままかけてしまうと最悪一発ではさんしますのでそれは、やめましょう。

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