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【読書記15】ライフピボット


こんにちは。こんばんは。人材紹介会社2年目のFumiyaです!

今回は、会社の先輩からおすすめしていただいた一冊を紹介します。

自分のキャリア形成に関しても大きな影響を与えた一冊です。

「自分のキャリア形成の仕方がわからない」方や「今もずっとこの会社にいていいのかわからない」という方必見です。

「ライフピボット」

【著者】

黒田悠介氏

東大時代は理科一類で入学するも心理学へ興味を持ち文学部へ転籍。

キャリアカウンセラーとして数百人の就活生と面談をする中で
「思考を言語化する面白さや課題解決への効果」
を実感。

2015年よりフリーランスとして独立し「ディスカッションパートナー」という職業を名乗り約100社を支援。

【概要】

キャリアの転換について記した本。

心理学や社会学の知見をもとに体系化した「ライフピボット」を提唱する。

「プランドハップンスタンス」を用いて、過去の経験による蓄積を足場にし新しいキャリアへ一歩踏み出す。

そのために、どんな経験をして何を蓄積するのか紐解いていく。

【所感】

新卒採用の際、学生に自分の仕事の価値観を伝える座談会をした後に会社の先輩と話した時に紹介をいただいた本。

自分の仕事に対する軸が醸成されていない中で、もう少しキャリアについて考えたいと思っていたので
非常に勉強になった。

計画的偶発性理論(後述あり)に関して非常に細かく書かれていたので、とても勉強になったし改めて素敵な理論だなと感じた。


もとから知っていた理論だったこともあり中身はある程度理解していたが、改めて大切だなと感じたことを下記にまとめた。


常に選択肢がある状態が一番良いと本書にて謳っており、自分もその状態を目指したい。そのため、今自分ができることを全力で。


「ビフォー」
計画的偶発性理論の考えをより深めたい

「気付き」
・キャリアの転換に必要なのは「蓄積」と「偶然」
・自分のやりたいことはこれだ、と表明することで偶然の出会いが訪れる
・メモを残し、ストックし続けることで発信がしやすくなる
・ポジティブな偶然が起きるのは「やらない」より「やってみる」こと
・選択肢がある状態に価値がある
・ネガティブもポジティブも「経験」

「to do」
・気づいたことをすぐ「メモ」
・まずは「やってみる」「声を上げ旗を振る」

【※補足 計画的偶発性理論とは】

1999年にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提唱したキャリア論。

個人のキャリアの8割は予想もしない偶然によって決定されるという理論。


以上です!次回もお楽しみに。

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