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「10年後の自分」について考えることは必要なのか


こんにちは。こんばんは。人材紹介会社4年目のFumiyaです!


何度か記事にもしましたが、昨年の11月にアチーブメントさん主催の研修に参加をいたしました。

その研修中にいただいた課題の中に、「自身の中長期(向こう10年間)の人生プランについて考える」というものがありました。


これまではあまり中長期で自分の人生プランを考えることは意識的にしてきませんでした。


というか、正直考えても意味がないとまで思っていました。

ただ、今回行ってみて率直に「やってよかったな」と思う部分があり、それをnoteにまとめて投稿してみようと思います。


明確にやりたいことはなくても良い


冒頭でも記載した通り、私はこれまで自分自身の人生プランを考えたことはありませんでした。


はじめに考えにふれるきっかけとなったのは就活でした。

経験した方も多いと思いますが

一社を選ぶにあたって自己分析を通して過去の自分を見つめ直し、将来像を描き、そして自分にあった会社を決定する。


そのプロセスの中にも、キャリアプランを考えた方が良いと提言されていたものもいくつかありました。

ただその都度自分は「やりたいことなんてないのにな」と思っていました。


そんな中、その自分の考えを後押しするような理論を見つけます。

それは「計画的偶発性理論」という理論です。


端的にまとめると「キャリアの8割は偶然の出来事によって決まる」という考えでした。

キャリアは偶然の出来事によってほとんど決まるから、今明確になくても焦る必要はないのかなと、少し心の負担が取れた気がしました。

他にも、『転職の思考法』の中で記載があったのが、Todo型(明確な夢や目標がある人間)が1%しかいないということでした。またこれも心の負担が少し軽くなりました。



ここまで読むと「明確に10年後のことを決めなくてもいいのでは」と思われる方も多いと思います。

実際に就活のタイミングではそのような思考から、「自分がやりたい仕事が見つかった時にいつでも動ける状態を作っておく」ことを軸として会社を選びました。


人生プランを考える意味について

さて、そんな自分がなぜ今回の記事を書くことになったかというと、1つの不安からでした。


それは「やりたい仕事が見つかる時はいつくるだろうか?」ということです。

ファーストキャリアとして自分の選択肢を広げられる会社に入ったことは何一つ後悔がありません。仕事も楽しくやりがいを持って働いています。


ただ、同時に「このままでいいのか?」という疑問も芽生えてきました。


やりたいことが明確にないこと、それ自体に問題はないですが、それを「探しに行こうとしないこと、探しに行くことから目を背けること」は違うなと。

計画的偶発性理論のもう一つの側面として

「何かが起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える」 

ということがあります。


偶発を掴むためには、その偶発に気づくことが大切です。

そして気づくためには、頭の中に少しでもいいので自分の興味関心・強み・やりがい・好きなこと等を描いておく必要があります。


今後自分の興味が変わる可能性があることを十分に理解した上で、現時点で自分がどんなことに興味を持っていて、どんな可能性があるのかの方向性や、
具体的に1つ事例を考えてみてもいいのではと感じ、考えてみるに至ったというのが背景です。


実際に考えてみてどうだったか



さて、そんなこんなで実際に考えてみてどうだったか。

冒頭でもお伝えしていた通り、端的にいうと「やってよかったな」ということです。


実際に考えてみて、現時点で興味関心がある分野について理解ができました。

これまでの経験を元にしているため、まだ狭い範囲ではありますが、とはいえこれまで26年間生きてきた中での興味関心なので、それなりに方向性は合っているでしょう。



そして、中長期的な視点を持って考えてみることで「意外と時間がないんだな」ということに気づくことができ、今やるべきことについて具体的な行動までイメージをすることができました。


これまでの生活の中には組み込まれていなかった、「第二象限(緊急ではないが重要である物事)」の行動として取りいれる必要性を感じ、行動に変化を生み出すことができています。



道のりは長いですが、自分が描いている未来を達成出来たことを考えるとワクワクしてきます。


再三言っていますが、途中で方向性が変わってもOKです。


そのマインドを持った中で、今描いている未来に向かってまずは一歩ずつ前進していきたいです。

私の10年間の人生プラン


最後に、せっかくなので記載してみようと思います。
一歩ずつ。頑張ります。


目標:NPO団体設立(中高のキャリア教育機関)

背景:下記人生ビジョンを達成するため

そのために:キャリアについて深く学ぶ(キャリコン)、コーチング資格取得、マネージャーに早期昇格し組織構築の経験を積むこと・採用について知見を深めること

人生ビジョン(仕事):人々が自分の人生に納得感を持ち豊かに過ごす世の中を創ること

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