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30代おっさんによる2020.09〜北ドイツでのビール醸造士を目指して色々と頑張ったり…

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30代おっさんによる2020.09〜北ドイツでのビール醸造士を目指して色々と頑張ったりする誰が興味あんねん的記録。2023.06無事試験受かりました。

最近の記事

近況

興が乗ったので近況などを。思えば試験受かってから色々あったので簡単にまとめとくのも悪くないだろうと思って。 転職した 試験受かったのが6月で、引き続き訓練を受けていた会社に残ってこれからも頑張るで!と思っていた矢先に当時のマイスターが突然辞めた。職人として雇用されたのが6月1日で、彼が辞めたのが6月15日だった。そうすると自分の下にまだ2人いるアツビ達を手放さざるを得なくなり、ついでに事務方も同時に辞めてしまいあっという間に1人になった。 職人なりたてホヤホヤの外国人が

    • 卒業した

      3年間のAusbildungが終わった。 5月の半ばに試験があり、6月1日が合格発表というところで数週間かなりヤキモキしながら過ごした。 心配してた成績も、トータルで8割弱取れてたのでなんら問題はなく、外国人としては割と良くやったのでは無いだろうか。 終わってみると3年間は一瞬で、かなり呆気なく感じた。おそらく大変だったこと、しんどかったこと色々あったように思うけど、振り返ろうと思ってもなかなか頭の中に思い描くことが出来ない。 まあ、主に大変だったのは語学面で、人間関係や

      • 来月卒業試験な件

        ついこの間、今から3年目や〜〜なんていう投稿をしたかと思えばもう卒業試験まで1ヶ月しかないという感じになっている。時の流れは本当に早い。ビビる。 思えば、Ausbildungを始める頃は「3年間もドイツ語環境で生きていけるんだろうか…?」なんて事を考えたりしたもんだが、ほっといたら時間は流れるわけでその中で流れに呑まれずに何とか3年間泥舟を漕ぎ続けた事だけは褒めたいと思う。 で、試験である。過去問やったり復習したりはしてるけども、正直微妙である。 一応全体で50%以上とれ

        • 3年目突入

          早いもんでこのAusbildung生活も3年目に突入である。 前回の投稿からのざっくりまとめ ・風邪かと思ったらコロナウイルスに感染してました ・WOAキツすぎ問題 ・学校始まったけど学期初めでみんなやる気なさすぎ問題 ・来週修学旅行(この歳で) って感じになります。 ・風邪かと思ったらコロナウイルスに感染してました 言葉の通りです。なんかやたら風邪っぽいなーと思ったら西川貴教もびっくりの妖精、もとい陽性。自分の場合の症状は高熱、頭痛、咳、そして腰痛でした。この腰痛が

          地元の消防団

          寒暖差からか、珍しく病欠したのでなんか書いてみるかと思ったけどそんなに書くことがないので先週末、地元の消防団の方々にビール注いだ時の話でも そもそも、ドイツにも所謂消防団というか、自由意志で集まった消防団的な方々がいるんだなーとまずひとつびっくりした。 この日は土曜日、天気も良く18時頃から皆さんわらわらと集まって来られて(子どもちゃんも居た)、村に唯一あるレストランからケータリングを頼んで、飲み物はうちのビールなりなんなりを飲むという完全に地元密着の慰労会的な会でした。

          地元の消防団

          2年次終了

          無事にAusbildungの2年目も問題なく終了しました。 成績もまあ、並ですわ。ホント平凡。でも不利な状況で何を落とすわけでもなく無事に2年目を終了出来たのはちょっと自分を褒めてあげたいです。 5週間にわたる長い授業ブロックの間に8つくらい小さい試験があったりで年度末感あるブロックでした。 しかし(学校的には)夏休みも目前なので、なんとな〜くゆるい空気もあり、割とみんなで集まっては飲んでってのをよくやりました。 やたらフランキーボールなる謎の競技に興じることが多かった。

          2年次終了

          若者とグリルを嗜んだ

          写真はありません。 久方ぶりの学校期間(しかも1ヶ月ある)。 夏近いし学年末やし長期の学校期間やし中間試験終わったしみたいなのもあってか、なんとなく緩い雰囲気で過ごしてます。 そんな中平日ど真ん中水曜に同級生に誘われたのでWeser川のほとりでグリルを嗜みました。 みんな20代前半のドイツ人の中に三十も半ばに差し掛かったアジア人のおっさんがひとり…。 しかしまあなんかゆっくり時間をかけて受け入れてくれてる感じは実感できるようになってきたので(そもそも彼らは受け入れてくれ

          若者とグリルを嗜んだ

          フードフェス的なイベントにビール注ぎにいった話

          いや、別に大した話でもなんでもないんですけどね。 数年間コロナウイルスの影響で中止だったフードフェス系のイベントも順次開催 今年はオクトーバーフェストもやるらしいですが、地方の小さい飲食系のイベントもちょこちょこ復活している模様です。 今回参加したイベントはハンブルクの横のStadeという都市(ニーダーザクセン州)で開催のグルメ&クラフトビールのイベントでした。 13時に設営を終えて、18時くらいまでは正直一人で回せるくらい激暇だったんですが、その辺はスロースターターの

          フードフェス的なイベントにビール注ぎにいった話

          中間試験(Zwischenprüfung)の結果が返ってきた

          話には聞いていたがやはり直に職場に届く(そして本人が開封する前に既に開けられている)中間試験の結果。まあ開けられているのは何にせよ報告せねばいけないので良しとするけど、届いたんなら教えてよ(笑) まあ結果はと言いますと、思ったより良かった部分と、思ったより悪かった部分と。って感じです。予想通りやなーってところはあまり無かったかも。 Theorie(理論)に関しては、苦手だと思ってたWasseraufbereitungとKälteerzeugungの範囲がやたら高得点で、そ

          中間試験(Zwischenprüfung)の結果が返ってきた

          流行り病

          うちの大家さんが例の流行り病に罹った。 自分はとりあえずテストセンターにテストしに行って、結果は陰性だったんやけど、州の規定により同居人も10日間の隔離があるそうな…。 とりあえず職場に連絡せねばと思い部長とマイスターにそれぞれメールしたんやけど、マイスターから「隔離5日になったんじゃないっけ?」と言われる。そんな情報はまだ確認してないが、とりあえずまあ続報を待とうやということでその場は収まる。 イースター当日にナンテコッタイな状況ですが、一番かわいそうなのは家族との食事

          流行り病

          中間試験の全行程終了

          とりあえず無事に(?)中間試験の全行程が終わりました。 筆記の試験はマーキング式と記述式問題で2時間半1本勝負、という感じの構成でした。 出題範囲はざっくりまとめると ・原材料(大麦〜モルト、ホップ、水、酵母)にまつわること及びそれらの加工にまつわること ・消毒/清掃にまつわること、 ・機材系(マッシュタン、ロイタータン、冷却設備など) って感じでした。 所感正直、試験前のブロックで授業内容が消化しきれておらず、ホップ、酵母の範囲は授業2コマぐらいで詰め込んで特に解説も

          中間試験の全行程終了

          中間試験(Zwischenprüfung)の実技を終えて

          タイトルにもあるように、今日ZwischenprüfungのPraxisの分野をとりあえず終えました。 1日空いて明後日はTheorieの試験があります。 実際にPraxisの試験を受けてみて他の業種や、他の学校がどんな感じなのかはわかりませんが、ことブレーメンの2022年のブルワーのZwischenprüfungに関しては、内容自体はそんなに問題ない感じでした。 試験の流れは以下 ・指定時刻に部屋にグループ全員集められて試験の説明を受ける(クラスが2つにグループ分けされ

          中間試験(Zwischenprüfung)の実技を終えて

          このnoteの運用方法を見直す

          めちゃくちゃ3日坊主死ぬほど3日坊主のこのnoteにも、ありがたいことに新しく流入してくれてスキやフォローなどのアクションを起こしてくれる方がいらっしゃるので、なんか全然更新してないのがすごい申し訳ない気持ちになってきた。 別に個人的に勉強はしてるんですが、それを日本語に直してまとめて、アウトプットする際にまたドイツ語に頭の中とかで翻訳して…っていうことを繰り返すのが非常に手間なことに気づいて、なんとなーくnoteに纏めるという行為から遠ざかっておりました。 しかしまあせっ

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          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その3 - 生理学的な調査(Physiologische Untersuchungen) - Part1. 発芽率(Keimfähigkeit )

          ・半年くらい全然更新してなかった……。完全にPC上で纏めるのが億劫になってノートにドイツ語で纏めてたんですが、やっぱ日本語に直すの個人的には要るな~と思ったのと、なんとなく気が向いたので改めてnote上に纏めます。 前回の内容はこちら さて今回は生理学的な調査(Physiologische Untersuchungen)というのをまとめようと思います。主な内容は ・発芽率(Keimfähigkeit) ・発芽力(Keimenergie) ・水ポテンシャル・水感受性(Wa

          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その3 - 生理学的な調査(Physiologische Untersuchungen) - Part1. 発芽率(Keimfähigkeit )

          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その2 - 機械での調査(Mechanische Untersuchungen) -

          昨日のGerstenanalysenの続きです。 前回は手での分析についてだったので今日は機械での分析についてです。 ※また長いです 2.機械での調査(Mechanische Untersuchungen)そのまんまですが、機械での調査は、物理的な度量単位 (重さ - グラム / 長さ - メートル など……)に基づく。ビール大麦の判定は大麦の粒の重さ、大きさ、そして固さによって定められる。追加で粒の性質に基づいて色も調査さあれる。 内容としてはざっと以下の感じ。 種

          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その2 - 機械での調査(Mechanische Untersuchungen) -

          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その1

          はじめにまた今週からしばらく職業学校のターンです。実は前回、事業所を変えた(ちょっと前の記事参照)ので一回職業学校のブロックをスキップしているんですが、無事今回から再び参加できました。今週は前回の復習を結構やってくれてるので、なんとか追いつけそう……と思いきやもうさすがに結構ガッツリ専門領域に突入しているのでいっぱいいっぱいです。ドイツ語にイーッってなりながら頑張ってます。 大麦の分析(Gerstenanalysen)さて、これも前回の授業ブロックの復習ですが、自分的には新

          大麦の分析(Gerstenanalysen)について その1