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インフレとデフレ Uターンしてから20数年田舎で考える事って

平成8年に帰郷してから、サラリーマンから経営側の人間に代わると色んな矛盾が生まれだす、今でも、ハッキリとした答えを持っている訳でもない。

サラリーマン時代も、家業が経営していたので、幼い時から、会社を運営する側の気持ちは理解していたつもりで、働いていた、でも、月給が安定して入ると、シビアには考えないで働けたのも事実、余り、複雑に物事を考える事はしなかったような気がする。

当時は、バブル時代と崩壊を両方経験できたことは、人生にとって大きかったと今でも思う、崩壊後は、給料が上がらない事があったが、バブル景気もあったと思うが、毎年給料が上がる事が当たり前のサラリーマン生活を送っていました。

だか、帰郷して、自分が経営側になると、社員の給料を毎年上げるなんてことは、できそうにない、売上上げても、給料を毎年上げる程、営業利益が出てこない、田舎って、都会と比べたら、一人当たりの生産性が悪いから、まあこんなもんかあと、半ば、諦め気味で経営していた。

物価も上がらないから、給料も上げれないデフレの状況が今でも続いているメディアやSNSでは、会社が社員に還元しなくて、株主に還元していると騒ぎ立てるが、それは、大手企業の話で、零細企業には迷惑な話である、従業員達は、メディアの話を信じるので、何処の会社も同じだと考えて、会社に不信感をもって働くようになる、これが、デフレの悪影響

モノが隅々まで行き渡った日本社会、デフレに成るのも当然といえば当然、デフレを解消する案も、今の私には、あるはずもないが、今の日本政府の政策には違和感がある、モノが未だ必要な時代にやっていた、マニュアルで政策を立てているような気がしてならない、本当に、デフレは解消されるのか、モノは余り、産業構造が裾野の広い産業から、裾野が狭い産業構造に移った、現在の社会で、今まで通り消費を促進する案や金利の上げ下げで消費をコントロールする事が本当にできるのか?又、株主投資とか投資でお金がお金を産む仕組みは、企業支援の要素があるので解るが、FXトレードや外貨の売買でお金自体がモノになって、お金を生み出す仕組みを作ってしまった以上、モノを買わなくなる。

マクロ経済の視点だと上記のような状態なので、粗、田舎の企業は戦えない

そこで、小回りが利く田舎の企業はどのように戦うかを考えなければ成らない、モノに価値がなくなった時代でも、毎日消費される、食料品といえば、田舎では、農産品である、平地がある田舎であれば、農産品に力を入れる事もありかも知れないが、多くの山間部は、山林面積が80%以上ある地域で農産品がどれだけの生産額を上げるだろう、冷静に考える必要がある、地域資源を正確に把握する必要がある、私は、田舎は山林資源を活かす方法を徹底的に、考えるべきだと思う派です。モノとコトに価値を付けることができれば、インフレ、デフレは関係ないような気がする

次回からは、田舎でできる、モノとコトの考え方で書いていこう!

それでは、次回

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