「独りZOOM」と「エクセル」で驚異的に上手くなるプレゼン術とスピーチ術

プレゼンテーションは、慣れていないと緊張のあまり上手く話せないことがあります。

資料作り方から始まり

プレゼンテーションの当日は、時間を管理し、

間の取り方、視線の配り方を考え、

参加者の反応を見て臨機応変に対応しなければなりませんから、緊張するのも当然です。

今日は、そんな緊張を吹き飛ばす方法についてお話しします。

1.そもそも、なぜ緊張するのか?


緊張する理由は、幾つかの要素が重なり合って生まれます。

その代表格はコンテンツの内容、時間、伝え方の3つです。

この3つの要素に不安を抱えたままリハーサルを重ね、なんとか時間内に収めて一安心したにも関わらず、いざ本番になるとパワポを棒読みして、退屈極まりないプレゼンテーションになってしまう。

こんなケースが多いんじゃないでしょうか?

こうなる理由はただ一つ。

自分のプレゼンテーションを視聴者目線で見ていないからです。

きっと読者は、
「えっ? どういうこと?  パワポ作る時、ちゃんと視聴者のことを考えて作ってるよ」
っと思われたのではないでしょうか。

でも私の申し上げたいことは、もっと客観的なことです。

ズバリ、自分のプレゼンテーションを自分で見たか?という事です。

これからお話しする方法は、自ら自分のプレゼンテーションを視聴して、コンテンツの内容、時間、伝え方の3つを修正してしまう方法です。

2.自分のプレゼンテーションを視聴すると分かること


自分のプレゼンテーションの動画撮影すると、ダメなところがはっきり分かります。

・時間を気にしはじめると、次のスライドの内容が分からなくなって焦る。

・間を取る余裕などなくなり、とにかくスライドを棒読みしてしまう。

・視聴者の顔を見る余裕がなくなる。

・言い忘れたことを付け足すと、プレゼンテーションがグダグダになる。

しかし、このような失敗はこれからお話しする方法で解決できます。

3.プレゼンテーションが驚異的にうまくなる方法

1)まず資料(パワーポイントなど)を仕上げる

この段階は細かいことは気にせず、粗々資料でいいのでまずは伝えたいテーマを構成し、それを網羅したパワポを仕上げることを優先する。

2)エクセルでプログラムリストを作る

資料ができたら、下図のようにエクセルでテーマを分類したプログラムリストを作り、各テーマ毎の所要時間の入力と、トータルの所要時間を自動計算するようにします。

3)独りZoomでパワポを画面共有し、録画機能で自撮りリハ録画します。

プログラムリストに従って、独りZoomの録画機能を使ってリハを行います。
※画面にプレゼン資料と自分が映るので、表情、話し方をチェックできます。

ひとつのテーマが終わったら、一端録画を終了して録画をチェックし、次の3点がどうだったのか確認します。

①所要時間をエクセルに入力
②自分のプレゼンテーションを他人目線で聴く。(分かり易いか?)
③話す速度、間の取り方、表情のチェック、視線のチェック

この3つを何度も繰り返していくと、テーマ毎の時間配分をチェックしながら、どのスピードで話せばいいのか? 間を取り入れて視聴者の注意を引くタイミングはどこか? 話し方の悪い癖はあるか?などがはっきり見えてきてきます。

その結果、プレゼンテーションの質や表現方法(表情、間の取り方、目線)、時間管理が完璧なものになっていきます。

4)Zoomリハ録画をすると、本番で緊張しなくなる

どんな風に完璧になるのか。。。

次のことができるようになります。

・時間を気にすることがなくなります。
・自分のプレゼンテーションの内容に自信が持てるようになります。
・プログラムリストで時間配分を調節して、プレゼンテーションできる。
・自分の癖(「え~」という癖など)が分かるので修正できる。
・視聴者は、どんな表現や間だと注目するのか分かります。

つまり、人に伝わるプレゼンテーションができるようになるということです。これは、かなり有効な方法なので、是非お試し下さい。

必ず効果がでます!


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