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挑戦の話

おはようございます。
河野企画代表、チューバ奏者、指揮者の河野一之です。

先日こんなツイートをした。

去年の9月、ずっと憧れていたけど色んな事を言い訳にやらなかった、母国でのチューバリサイタルを開催した。

それは自分のトラウマたちや自分自身への言い訳など色んなこととの対決で、まさしく自分との戦いだった。

誰もやれ!なんて言わないから自分でスタートを切らなければならない中、2018年末、僕はもじもじしていた。やるべきか、やらぬべきか・・・。

そんな時いつも悩んだ時にする選択

1年後、死ぬとしたらどうする?

これを問いてみた。この期間は明日にもなるし、1ヶ月後にもなることもあって質問によるところが大きい。

一年後確実に死ぬ!

と決まっていたとしたら、リサイタルの開催は確実にするなと思った。絶対死ぬ前日にこれまでやってきたことの中にリサイタルがなければ爆笑しながら死ねないと思った。

なのでまずスケジュール帳を開いた。9ヶ月後の予定なんてまだまだスカスカだ、ある土曜日に狙いを定め伴奏者とホールに電話。

伴奏者には日取りを空けてもらえそう、そしてホールも空いている。
なので色んな覚悟のもと仮予約を済ます、そして入金。本予約だ。

これで必要なことは済んだ。びびっていた何年間という期間はほんの数分で実現することが決まった。

これが僕の話。

リサイタルをすることにビビっていた時は
・もう少しうまくなったら
・吹ける曲が増えたら
・もっとやりたいとい欲求が生まれたら
・時間やお金があったら

など自分自身に山ほど言い訳をしていた、本当はやりたいくせに

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でも
①リサイタルをいつか行う事を夢見て練習に励む
②先にやる日程を確定させ公表する。そしてそこへ向かって練習をしていく

この2つなら結果に大きな差がつくのはわかるよね。
本気度とか気持ちの面では変わらないかもしれないけど(絶対変わると思うけど笑)、”実際に”その日はくるわけだから意識の向かい方や日々の練習への取り組み方はより具体的になるよね。

①いつかできれば良い
②何日までにできれば良い

ではその上達具合は確実に変わる。人によっては自分自身へのストイックさで①の場合でもぐんぐん上達するかもしれないけど、多くの場合は②の方が上達するだろう。

①英語が話せるようになったら海外旅行へ行きたい
②とりあえず海外旅行へ行ってみて英語に触れてみよう

だったら②の方が確実に初期の上達具合は早いはずだ。(少し学んでから海外旅行に行く方が理解はしやすいという点は賛成)

①専門学校に通って技術や知識を得てから職人の世界に入ろう
②何でも良いから職人の工房で下働きさせてもらいながら技術や知識を学ぼう

これでも②は自分の行動ひとつひとつ全てがその工房の利益や存続に関わってくるし、下働きをするわけだからよくて給料か寝床と食事ぐらいはつくだろうという実益になるから全て真剣、こっちのがハードモードなのは間違いないけどね。

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リサイタルを開く。海外旅行へ行く。伝統的技術を学ぶ。
とか全て実践の中で学んでしまうのが一番早い
お金をもらいながら学んだり、やると決め公表し退路を絶ってから練習するとかね。

だから、もう一度ツイートを載せるけど

一生を準備で過ごすか、実践し良くも悪くも結果を得ながら過ごすか
死ぬ時に後悔しないのはどっち?

となる。

なんでもかんでも早ければ良い!挑戦してみたら良い!があってるかどうかはわからないけど、どうせやるなら早く、実際の場でやってしまうのが一番確実じゃないかな

こういう習慣をつけて行ったらもたもた悩む時間が僕には勿体無く感じるようになったよ

今日はそんな話


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