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全てを決めてしまう保護者

本人に決めさせなくちゃダメでしょ?

部活へ出るかどうかは親が決めている?

私が鳥川中学校の外部コーチになって1番驚いた事は
保護者の部活への度が過ぎた介入でした。

まずそもそも、バスケ部に入った理由は親ではないのか?
そう思わせる件が多々ありました。
これはスタメン保護者が言ってたことです。

保護者A「うちの子が鳥川中バスケ部のエースでしょ?」

保護者B「去年まで試合に出れなかったのは顧問のせい」

保護者C「とにかくバスケ部に入りなさい!」

上記のような言葉を何度も耳にしました。

私がコーチになり感じた事は

Aは鳥川中学校のエースではないし、そういった器もない

Bが去年試合に出れなかったのは、顧問のせいではなくB自身がバスケを
舐めているから

Cはよくわかりませんwww

私に言ってくるくらいなので、家で食事しながら子供にこういった事を言っているのだと思います。

AとBは完全に勘違い人間になってしまいます…
実際、Bは本当に勘違いしていました。
Bに注意や指導をしても、常に自分は間違っていない!
と言うスタンスをとるのですww
そして、最後はゴネるような感じになってしまいます…
親がそういう育て方をしてきたとしか思えません…
私も同じ親なので、そこらへんは良く分かっています。

下級生に多く見られた事案です

・朝から鼻水が出てたので親に部活は休むように
 と言われたから休みます

・ちょっと頭が痛いと言ったら、親に部活は休みなさい!
 と言われたから休みます

・筋肉痛で足が痛いと言ったら、親に部活は休みなさい!
 と言われたから休みます

流石にこの話を聞いた時は頭がクラクラしましたw
怒りなんか感じなくて
気持ち悪さだけを感じました。

なぜ、子供の部活動にこんな感じで介入してくるのでしょうか?
私には全く理解できません…

バスケ部は団体競技です。
さらに鳥川中学校は人数が少なく、部活欠席者が出ると練習に影響が出てしまいます。
中には、スタメンの部員も親を理由に休んでいました…
もはや意味不明です。

いつからこんな事になってしまったのだろう?

私は色んな人に話を聞きに回りました。

既に中学校を卒業しているお子さんを持つ友人や先輩に聞きましたが、明確な答えと言うか、意見はもらえませんでした。
もしかしたら、私が聞きに回った方々も上記のような親だったのかもしれませんwww

同級生に小学生の時からサッカーを頑張っている息子を持つ友人がいた事をすっかり忘れていました。
まさに灯台下暗しとはこの事です!
さっそく、連絡してお酒を飲みながら色々聞いてみました。

友人「息子が小学生の時は結構そういう親がいたよ…」

私「息子は今中学生だろ?今はどんな感じ?」

友人「流石にもうそんな事で休み子供たちはいないけど、そういう感じの子 
供たちは、親がサッカーを辞めさせたよね…」

私「やっぱりこういう事を言う親って、自分の為にスポーツやらせてるって感じなのかな?ちょっと俺には理解できないし、したくも無いよ…」

友人「って言うか、よくそんなヤバい部活のコーチをやる事にしたよねww大丈夫なのか?」

私「正直、ここまで酷いと思ってなかったんだよw子供の前に親に話した方が良さそうだな…っていうか、自分で気付けよ!って感じだよ」

友人「まぁそれは無理だろうなwだって、自分の為に部活やらせてるんだからなw時代が変わるとこんな感じになるんだな…ただの毒親だな…」

友人のおかげで、やっと現実が見え始めました。

正直、今までの親に関しては中級くらいなので、何とかコントロールできるかなって感じです。
問題は上級の親ですw

子育て、教育は洗脳ではない

あなたの家庭のルールは部活に関係ないでしょw

本当に困った親、つまり上級の親が1人いるのです。

その親は

自分が納得いかない事を全てひっくり返そうとする親です

夏の暑い日に練習をしようとすると

毒親「日中は暑すぎるので、16時~の練習にした方が良いと思います!」

既に体育館を抑え、私の予定も決めている事も知っている癖に平気でひっくり返そうとしてくるのです。

さらに、部活以外に保護者会練習をすると全会一致決まったにも関わらず
私や他の保護者には何言わずに、わざわざ学校に電話をかけて顧問に

毒親「こんなに練習しても良いものなのでしょうか?」

と、連絡をしていたのです…

さすがに顧問も意味が分からないと言っていましたw
それもそのはずです
保護者会練習は、顧問には何も関係もありません。
名前の通り、保護者会で行う練習なのです…
それなのになぜ学校に電話するのでしょうか??
私はさすがにブチギレました。
しかし、妻に説得され毒親を〆る事はやめる事にしました。

妻が時間を掛けて毒親に話をする事を決めたようなのです。

最後の方になると、毒親はおかしな事を言わなくなりました。
妻が根気強く付き合ってくれたのだと思います。

そんな頑張ってくれた妻から衝撃的な事実を知らされる事になりました。

それは
毒親には黒幕がいると言う事実です…

コナンで言えば黒の組織のボスである
あの方

ワンピースで言えば…誰なんだろうww

毒親の黒幕は
旦那でした…

旦那がバスケ部活動に疑問を持ったり、わざわざ暑い時間に練習しないで夕方の涼しくなった時間帯の方が良いとか、部活動は1週間に行う時間が決まっているのに、保護者会練習でごまかしている!とか、自分の息子がバスケ部なのにそのバスケ部を潰すような狂ってる事を妻である毒親に伝え、学校に連絡しろとか言ってるとか言ってないとか……

この毒親夫婦に育てられた子供と初めて触れ合った時に感じました。

この子はとてつもない我慢をしているけど、既に諦めている!

そんな風に感じたのは私だけではないと思います。
私の妻も彼と話したりしていたら気づいたそうです…
そういう事もあり、妻は毒親の対応を買って出てくれたのです。

聞けば、毒親の旦那は息子の意見は一切聞かずに自分の思う昭和の考え方をフルMAXで説いてきたそうです…
私は不憫でなりませんでした。
親と言うのは、子供が物心がついたときから10年以上も本格的に教育をしていくわけですが、教育ではなく…洗脳をしている親も多くいるよう感じます。まさに、毒親達は無意識に洗脳しているのだと思います。

何をするにも旦那様に意見を聞きに行き、旦那様の判断で全てが決まる…
マジでヤバい宗教にしか感じません…
毒親の子供は、涼たち3年生のみで行った、お疲れ会にも来れませんでした。これも旦那様の判断です。これは毒親から直接聞きましたw
ちなみに、大会3週回前に行った3年生のみの決起集会(BBQ)も旦那様が絶対ダメだ!と言って参加できませんでしたww
もうこれは洗脳なのではないでしょうか?

言い過ぎかもしれませんが、もし洗脳であれば、児相が動く案件ではないだろうかとも考えています。

人の家庭の事だろ!
とも言えますが、鳥川中学校バスケ部は、この毒親と旦那様のせいで本当に嫌思いもしたし、迷惑もかけられました。
あなた達の家庭の常識を部活に押し付けないでください!
団体競技の部活はいろんな家庭の集合体です。
そこで、根拠もないバスケに関係も無い家訓を振りかざされると迷惑です。

バスケ部の事は、顧問とコーチが決めて選手と全力でやり続けなくてはいけません。そして、そこに保護者も参加して頂き同じ方向を向いて進んで行かなくてはいけないのです!

最後になりますが、この旦那様は
練習試合含め、1回も息子の試合を観に来たことはありませんでした…
ただ黒幕ぶって口を出していただけです…




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