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『実行力』 橋下徹

弱冠38歳の若さにして大阪府知事となり、その後大阪市長も歴任し、大阪都構想の骨組みや実行プランを確立させた橋下徹氏の著書。

この本のテーマは、タイトルにもなっている通り〝実行力〟であるのだが、〝実行力〟を出すためには、まず組織の仕組みを変えていかなければならないという論調で話は進んでいく。

組織のリーダーに必要な考え方や、どうしても判断に困った場合の解決法、人事の考え方や、人に信頼される方法など、自身の経験を元にとても分かりやすく語られている。

・最後は従ってもらう
・割り箸役になる
・最初の衝撃を与える
・逆張りの法則
・心証を使う
・比較優位の考え方
・トップの視界に近づく
・メールを活用して考えを浸透させる

など、リーダー達にありうる悩みのかゆいところに手が届くアドバイスが多くあり、大変参考になった。

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