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初日のゴッホ展に行ってきた
東京都美術館で今日から開催しているゴッホ展へ行ってきました。
二回日付変更できるのを無駄に変更してしまって、台風が来ている中、変更がきかないので行ってまいりました。そこまで激しく降らなかったのでよかったです、あぶなかった。
いくら時間指定のチケットでも初日かつ土曜日なのでかなり混んでいる印象でした。正直思うように見れなかった、、、悲しい。
皆が行儀よく並んで順番に見るので、こう、その列の中に入らないと最前線で見られないんですよね。身長が低くないのでいつも割とその後ろから見ることが多いんですが、視力が下がっているのでそれができなかったです。
もう少しすいてる日に行けばよかったなあと後悔しています。
今回は主にクレラー=ミュラー美術館のコレクションから50点弱、ファンゴッホ美術館から4点、その他上記の美術館のほぼ同世代の画家たちのものが15点弱来ていました。
ピサロとスーラ、シニャックが並んでいるのよかったなあ。スーラのはがきを買って帰りました。
ポール=アン=ベッサンの日曜日 1888年
スーラのどの絵をみても気に入ってしまう。この画法がすきですきで仕方ないんだと思う。西洋美術館の常設展にあるシニャックも大好きです。(今は工事中でした)
ゴッホの生涯についてはいろいろな本を読んだり、アムステルダムのファンゴッホ美術館にいったりしてほんの少しだけ知ったつもりです。
芸術というものに魅せられて、画家になりたくて、なろうとして精一杯努力を重ねて、考えて考えて、余裕をなくしてしまって、精神を病んでしまったのかなと。表面的すぎるけど。
語彙が少なくてきちんと表現できていないけど、私は、芸術からくる大きなエネルギーというか、その絶対性に威圧される時がある。自分の無力さをまじまじと見せつけられ、強制的に自分に向き合わせられるような感覚がある。
それがポートレートだったら、描かれた人物に問いただされている気になる。自分が今悩み考えているものに対して、あなたはどうしたいの、と真正面からどーんと来る。
もうそれが圧倒的で、そういう絵に出会ったときはその絵の前に椅子があることを祈ります。しばらく眺めないといられなくなるので。
ゴッホはどうだったのかな、同世代を生きた画家たちとどんな話をして、その彼らの絵をどう見ていたんだろう。
一気に絵の中に色が咲き始めたころはどんな気持ちだったんだろう。
テオや周りに送った手紙を読み進めればわかるかもしれないけど、莫大すぎて後回しにしています。
ものによってはたった2日で仕上げたものもあるし。
もし機会があればもう一回行こうかな、と思います。
額縁もとてもすてきでした。シンプルなもので、すべて同じデザイン。(たぶん)ゴッホの絵にとてもしっくりきてました。
これは衝動買いしたゴッホのマスコット。かわいいい。
今見たら本棚には2019年に上野の森美術館でのゴッホ展の図録もありました。あの時は糸杉が来ていた気がします。
もちろん今回の図面も購入しました。
美術展の図録ってあんなに豪華な割に安い。毎回たのしみにしていることのひとつです。
今日は低気圧のせいか、ちょっと気になることがあったからかわからないけど動悸がすることがおおくてしんどい一日でした。するべきことは何もできてないけど乗り切った。
今日こそ早く寝たい。
18SEP21
hav a safe flight
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