見出し画像

「結いふぉと」へ関わってくださったみなさまへ。感謝の気持ちを込めて。

2023年4月23日、ことばの日プロジェクトのイベントとして、茨城県結城市で「結いふぉと」というチェキを使ったフォトウォークを開催しました。

当日は、午前午後あわせて24名の方にご参加いただきました。
東京から約1時間半の時間をかけて、足を運んでくださったことを嬉しく思います。「楽しかった!ありがとう!」と言葉をいただきましたが、こちらこそ、参加者のみなさまと一緒に楽しい時間を過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のイベントは、たくさんの人のご協力やご縁があって、実現することができました。

会場を提供してくださった茨城県結城市・結いのおと主催のみなさま、
チェキを提供してくださった富士フイルムさま、
準備から当日まで企画・運営を一緒に頑張ってくれたことばの日プロジェクトメンバー、当日参加して楽しんでくださったみなさま。

午後の部の様子

結いふぉとは、関わってくださったみなさんと一緒につくりあげたイベントだと思っています。本当にありがとうございます。

仕事やイベントも、どんなものでもそうですが、自分ひとりでできるものはなく、いつもたくさんの人に助けられながら、みんなで作り上げているものですよね。感謝の気持ちを噛み締めつつ、楽しかったなぁ〜幸せだな〜という余韻に浸っていました。


結城市との出会いとつながり

結城市との出会いは2019年9月。結城市のまちや人が大好きになり、会いに行きたいと思う人が増えました。そこから毎年1~2回は足を運び遊びに行ったり、yuinowaでイベントする際にコーヒーを淹れるなど、関わりを持つようになりました。結城市との出会いのおかげで、好きなもの・楽しい時間が増えました。

魅力ある街や人との出会いで人生は変わる。そんな体験や出会いのきっかけを自分だけじゃなく、他の人にもおすそ分けしたい。「来てよかった」と喜んでもらいたい、「なんかいい1日だったな」そんな風な気持ちになってもらえたらいいなと考えながら結城市でのイベントを毎回企画していました。


まだまだ知らない街の魅力、視点の違う面白さ

2022年12月に結城市で「結いマルシェ」というイベントでコーヒーを淹れました。当日、はじめて結城市へ来る友人やお客様に、結城市を楽しんでもらいたい・すきになってもらいたい一心で、おすすめスポットをnoteにまとめました。本当は一緒に街歩きしたい!でも、現場を離れられない…!
でも、見どころを伝えたい…!そんな葛藤の中生まれたnoteです。笑

当日、イベントに参加してくれた友人たちのInstagramのストーリーを見てみると、自分のよく知る場所や風景もあれば、「ここどこだろう?」と知らない場所の写真もありました。

歩く人によって、見る景色が違うこと、その景色を写真に撮って残すこと、
ストーリーで流れてくる写真を見ながら、まだまだ知らない結城市の街の魅力に気づき、ワクワクしました。そして、自分と他者の視点の違いが写真を通して気づく面白さを感じました。


自分らしさが浮き彫りになる体験

今回、結いふぉとでチェキを使った街歩きをする企画が生まれたのはあるイベントでの体験がきっかけです。


2022年5月に下北沢にあるreloadで開催されたチェキを使ったフォトウォークに参加しました。このイベントは、2019年に通っていた講座「言葉の企画」で出会った企画生(受講生)の仲間であるじんちゃんが運営、あやなが講師として関わっていたものです。

約1時間、チェキを片手に下北沢の街を散策する。
10枚のフィルムを使って自由に写真をとり、お気に入りの1枚をエントリー。
テーマは「下北線路街で"スキ"を探そう!」。
エントリーシートには、タイトルとどんな想いで撮影したか、自分の気持ちを書きました。

自分はどんな瞬間に心を動かされるのか?どんなものをスキだなと感じるのか?写真を撮る行為を通して、自分の心に向き合う体験ができました。

スマホで写真を撮ることは、何枚でも撮り直しができますが
チェキの限られた10枚のフィルムをどう使うか?
1枚1枚シャッターを切るときに、「何を残したいか?」と考えながら撮影しました。また、失敗した1枚があったとき、もう1枚を使って撮り直すのか、残りの9枚をどう使うのか?という使い方にも、自分らしさが現れて面白いなと思いました。そして、エントリーシートで振り返りの時間をもつことで、「なぜ、その瞬間を残したいのか?」という自分の心の動きを言語化する体験はとても新鮮でした。

また、参加者同士の写真を見ることで、同じ街を歩いても見ている景色が違うこと、自分とは違う視点をもつ面白さがあること。タイトルをつけて作品にすることで、感性やその人らしさが浮き彫りになり面白さを感じました。

この体験を、もっと、みんなと共有したい

5月の下北沢での体験と、12月の結城市での体験をかけ合わせたら、きっと面白いと考え、企画書をつくりました。

今回、結いのおとの場でやっていいよとOKしてくれた野口さんはじめ、結いのおと運営のみなさま。下北沢での企画を展開することに快く了承してくれ、富士フイルムさんを繋げてくれたじんちゃん。講師を担ってくれたあやな。それぞれの今までの取組やご縁があってこそ、今回の企画をスタートすることができました。

そして、この1回ではもったいない、次につなげる企画にしたほうが良いという有り難いことばをいただき、「ことばの日」につなげる企画として仲間を増やし、アイデアをみんなで膨らませていくことができました。


いっしょに作り上げてくれた、みんなに感謝

2月頃からあやなと一緒に準備を進めてきた結いプロジェクト。
ことばの日プロジェクトからは、はるなちゃん、ゆいちゃんが加わり、
4人でチームとして準備を進めてきました。

オンラインで打ち合わせをしながら、当日に向けて何が必要か、どうしたら参加者のみなさんに楽しんでもらえるか、それぞれの視点で考え意見を出し合い、中身をつくっていく。
企画調整、ファシリテーション、当日のSNS発信、タイムマネジメントなどなど、それぞれ役割分担しながら進めました。

自分たちが楽しむことも大切に、前日から結城市へ行くことを決め、結城散策を楽しみつつ、ぎりぎりまで準備をするのは、文化祭や修学旅行のような気分も味わうことができました。大人になって、仕事以外のつながりで、友達と楽しいことを企画できるって最高に幸せだな〜と思います。

あやなは、当日のファシリテーションを。今回の企画の想いが、どうしたら参加者のみなさんに伝わるか、ワークシートの構成などを考え、当日の朝ぎりぎりまで見直して、みんなの前に立ってくれました。写真を撮ることを通して、自分の感情に向き合うこと。自分を大切にする時間をつくりたいという彼女の気持ちが、参加した方にも伝わったいい時間だったと思います。

ゆいちゃんは、当日の備品準備、Instagramでの発信、参加者への前日の連絡・お礼メールの文章を考えてくれました。かゆいところに手が届く。彼女の一歩先読みした行動に何度も助けられました。彼女自身、はじめての結城市ということで、企画準備中も、「はじめての人」の視点でたくさん意見も出してくれました。自分が見落としている視点を拾ってくれる存在がいることは、とても有り難いことだなと思います。当日運営に関わりながらも、はじめての結城市を楽しんでいる様子を見て、すごく嬉しい気持ちになりました。

はるなちゃんは、毎年ことばの日イベントに関わってくれて、今回も鹿児島・長島町から飛んできてくれるフットワークの軽さに感動。昨年は東京、今年は結城市まで、毎年ありがとう。彼女とは2020年に、結城市へ一緒に行って、結城紬を着て街を楽しんでくれた思い出もあり、今回一緒に結城市でイベント運営できたことがとても嬉しかった。ことばの日のイベントのTwitterといえば、はるなちゃん。当日はTwitterでイベントの様子を発信しながら、参加者や街のひとと話し、楽しそうに過ごしている姿が印象的だった。


Special Thanks 毛柴さんとデスケンさん

毛柴さんとデスケンさんは、過去の結城市のイベントにも遊びに来てくれた墨田区のお友達です。今年もイベントに参加してくれて、二人とも1日早く結城に来て、ことばの日メンバーと一緒に準備を手伝ってくれました。

みんなで、夜な夜なおしゃべり

みんなで街歩きしながら、しりとりをして歩いたり、必要物品を100均を巡ったり、夜な夜なカフェで話した時間も、すごく楽しかった。

イベントの顔にもなる「結いふぉと」のクリエイティブは、毛柴さんがデザインしてくれたもの。

過去に2回、結城のイベントにも来てくれているので、結いふぉとでどんなことをやりたいか、半日かけてブレストに付き合ってもらい、あーだこーだいいながら、イメージを何度も修正して形にしてくれました。短期間で無理なお願いもしてしまいましたが、いつも気持ちよく、いいものを楽しくつくろうと返してくれる。「たのしくやりましょう」という言葉に何度も励まされ、私もそういう気持ちのよい人でありたいなと思いました。

毛柴さんも、デスケンさんも、いつの間にか、ことばの日をつくるメンバーとして関わってくださり、とても感謝しています。

人があたたかい街、結城市

結城市へ行く度に、いつも挨拶しにいく場所があります。
秋葉味噌さん、水川商店さん、骨董屋の清水さん。
何度も足を運ぶうちに、顔を覚えてくれるようになりました。

今回も挨拶にうかがい、イベントについて説明したところ、「時間をみつけて顔出すね」と言って、本当に来てくれました。

秋葉味噌さん

わざわざ足を運んできてくれたこと、少しずつ関係性が育まれていることを実感し、嬉しさが増しました。街のひとも一緒に音楽祭「結いのおと」を盛り上げる、いつもと違う一面を見て、結城市を誇りに思っている様子も伝わってきてかっこよかったです。

熱意と愛によって進み、育む

結いのおとを10年続けてきた関係者のみなさん。
その中心となって動いている野口さん。
今回、はじめて結いのおとに参加して、野口さんの情熱をかけているものを見ることが出来、すごく刺激をうけた。
関わる全員が気持ちよく楽しめるように、周りの理解・協力を得ながら巻き込み進めていく姿、足を運んで想いを伝える、それを続ける姿がとてもとてもかっこよかったです。憧れだ〜〜〜〜っ。

結いふぉと用のポスターを作成いただき感動…!

ことばの日の企画を進めていく中で弱音を吐いた時、
メンバーの近藤さんに「この企画はしのさんの熱意と愛によって進んでいくよ」という言葉をもらったことを思い出しました。

結いのおとは、野口さんの熱意と愛によって、10年間進み、一緒に進んでくれる仲間たちとつくりあげてきたものなんだなと思いました。

ことばの日は、今年で4年目。少しずつ、一緒に育ててくれる仲間が増えています。ことばの日を知って、それぞれの過ごし方で楽しんでくれる人が増えることで、記念日の文化が育っていくと考えています。

今年のことばの日、リアルイベント第一弾「結いふぉと」を無事に終えることが出来たのは、関わってくださったみなさまのおかげです。一緒に盛り上げてくださり、ありがとうございました!!


当日のイベントの様子をインタビューいただきました!
こちらもぜひご覧ください!

◆ことばの日 SNSアカウント
・Twitter:@kotobanohi518
・Instagram:@kotobanohi_0518
・note:@kotobanohi518


photo: しんみはるなユイタムラ

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?