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楽しくなる為に頑張ってきたのに楽しくなくて頑張るのは糞だ

これは、最近読んだ漫画「チェンソーマン(4)」での、主人公デンジの言葉。
シンプルな一言なのに、なぜかひどく心を打たれた。

デンジは、生まれた境遇が貧しかったので、大きな夢や成し遂げたい目標というものがない。美味いご飯が食べれて、お風呂に入れて、良く眠れたらそれでハッピー。
漫画の主人公は、「世界を救う」「スポーツでチャンピオンになる」等の壮大な目標を掲げがちという固定観念が私にはあった。しかし、壮大な夢・目標がなくても、本来はデンジのような短絡的(?)欲求に忠実になるものもいいかなあと思った。人間も、生き物だから。

そして、デンジがちょっとした壁のようなものにぶつかった時の発言が、タイトルに記載した以下の言葉だ。

「楽しくなる為に頑張ってきたのに楽しくなくて頑張るのは糞だ」

私は時々、なんのために、こんなに頑張っているのだろう?とよくわからなくなってしまうことがあるのだが、本来、人生を楽しむため、より良いものにするために頑張っているのだということに気付かされた。また、頑張ることで、人生が楽しくなくなっているのであれば、それは頑張る必要はないのかもしれない、ということにも。

シンプルに、考えよう。


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