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昨日来店されたのは、ゴリラの赤ちゃんを連れた熟年の夫婦
コロナ禍があったので3年ぶりの来店になりました
久しぶりなので、100年前のアメリカの子供椅子に
ゴリオを載せて記念写真です

ゴリオ君は36歳とか
一緒に座っているのは当店のマスコット、「トラ刈り屋三八」です

「今のお仕事は何ですか?」と訊くと
前は夜間高校の先生でしたが
「今は移住して来た中国人に日本の歴史を教えています」
とのこと(奥さんは数学の先生です)
また私の悪い癖が出てしまい😅
「私は日本人とは何かを一言で表す言葉を見つけましたよ」と
稲作の水利共同体を、「大陸は畑作牧畜文明で
土地の持ち主が水を独占し、水が無くなれば他の土地を求めますが
日本の稲作は
大きな血管から小さな血管まで血液が循環するように
水を隅々まで分け合う文明なのです」と説明し
「アメリカの大学の研究では、同じ中国出身者でも
稲作地域出身の人は、水を連携して分け合うため
相互依存的になり
麦作地域出身の人は、水を分け合うことがないので
個人主義的になるそうです」と解説
大論文?「性的豊穣儀礼としての大綱引きの一考察」を
渡しました😥
「大阪へ帰えられる時、水田が見えたら
この水はどう分け合っているのか、誰が管理しているのかと
思いながら見て下さい」と言いましたが
真剣な顔で聴いて頂いたので
これからの講座に生かされることでしょう😅

散髪が終わってからゴリオ君を抱かせてもらうと
私の母性が刺激されて仕方ありませんでした😅
「日本人には父性が欠けていて、母性原理主義だ」という
河合隼雄先生の言葉を思い出しましたが
これも水利共同体の相互依存性で説明ができるかもしれません😁

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