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【アラ50】佐渡国際トライアスロン2023 九州から遠征編

はじめに

9月3日に開催された佐渡国際トライアスロン大会Bタイプは、無事完走し幕を閉じました。九州から佐渡島なんて、こんな機会でもない限り行かないので旅も楽しまなきゃ!というレポート。

レース編はこちら↓


なぜ佐渡?

昨年九州の自転車イベントで、偶然駐車場が隣になったベテラントライアスリートKさん。車を見たら電子レンジがついている車中泊仕様で話があい、聞けばその車で自走で行ったというトライアスロン「佐渡」

使用しているランニングアプリのトライアスロンコーチまごちゃん。関東で活動しており、好きなトライアスロン大会をあげていました「佐渡」

noteでフォローしているみやび@ロータス治療院。自分と同じくほぼソロで活動している女性トライアスリート&トレイルランナー。昨年レースレポートがあったトライアスロン大会「佐渡」

ああ自分は佐渡に行くのだなという導きを感じました、のがきっかけ。

バイクを送るか 運ぶか

まだ梱包してロードバイクを会場に送った経験がなく、仕事で急なキャンセルもゼロではないので今回は車で運ぶことにしました。行動制限で大会がなかった時期に車中泊仕様に改造したトランポの性能も試してみたい。

旅の行程

すべて高速道路で行くと1000kmこえるので、北九州⇨大阪をフェリーで。大阪からは高速道路を使って新潟港へ。新潟港から両津港のフェリーだけオフィシャルで予約しました。それでも自走区間は600km以上

この東屋にテント泊
波の音が心地よかったです

大会は日曜日。木曜日午前中まで仕事をして、昼から北九州の港に向かいフェリーに乗船。その日はフェリー内宿泊。金曜日佐渡には22時着のため、車中泊。大会前日の土曜日と大会当日の日曜日はテント泊

月曜日早朝5時半発のフェリーで新潟港に渡り、大阪まで高速道路を南下。夕方17:30発でフェリー内宿泊。早朝職場まで移動し火曜日から仕事して、火曜日終業後に帰宅となりました。

8月30日(水) 出発前夜

積み方はだいぶ上手になり
横になるスペースを確保

翌日職場からそのまま出発となるので、前週の週末から少しずつ車に搬入はしていましたが荷物多い。特にキャンプ泊予定だったのでテントやシュラフ、一応タープも積むとずっしり。ロードバイクも分解して積載。

8月31日(木) 午後出発

午前で無事に仕事が終わることを祈りながら終了。午前だけとはいえ車内は高温になるので、職場に避難していた補給食や常温保存の食料品を積んだら出発。北九州のフェリー乗り場をめざします。

船は圧倒的な
非日常感が好き

フェリーに近づいたらガソリン満タンと翌朝の朝食を買い込み乗船。今回フェリーだけは一人用の個室をチョイス。まずは無事出発できることに感謝し、早速ひとりで乾杯。夕食をとったら早めに就寝。

9月1日(金) 移動日

佐渡は関東からはアクセス良いようですが、大阪からだと京都⇨滋賀⇨福井⇨石川⇨富山と九州人にはなじみの薄い県を通過し、着くのは夕方。朝の大阪の高速はナビ必須で混雑して割り込みもひどかったです。

京都の若狭湾は、30年前にオートバイで北海道に渡るために舞鶴港に来たなぁと思い出しながら通過。琵琶湖はナビ上では近いけど見えません。北陸道大規模リニューアル工事のため結構時間かかって新潟入り。

調べていた新潟市内の
スーパー銭湯

19:30発の佐渡島両津港へ向かうフェリーは到着22:00となるため、新潟市内で食事と入浴、給油を済ませコインランドリーで衣類の洗濯・乾燥とドラッグストアで食品とクーラーボックスの氷を買いました。

両津港行きのフェリー乗り場で予約してあったキャンプ場から連絡が入り翌日のジュニア大会キャンセルのため貸出テントOKと、今夜敷地内での車中泊OKと言われ、下船後キャンプ場へ向かいました。

フェリーから さらば新潟市
滞在時間3時間

潮津の里はオフィシャルでも扱う宿ですが基本相部屋。何かのブログで読んで今回はキャンプ場狙い。貸出テントがないなら自分で張る予定でした。お風呂使って良いとのことでしたので、この日2度目の入浴。

車中泊はフルフラットでないので
寝返りしづらいのが難点

この日は別の無料キャンプ場を利用する予定で車中泊。外気温は涼しいわけではありませんが、車内でファンと除湿機を動かしたら快適に眠れました。寝る前に海が見えるテーブルでひとり乾杯、よく着いたなぁ

9月2日(土) 受付&バイク預託

朝焼けに染まる佐渡
海の向こうは会場あたり

適当に朝食をとったら、車で当日の駐車場や周辺の情報収集に出かけます。バイクコースでは試走の集団がちらほら。会場の海水浴場も試泳の選手がいっぱいいました。少し離れた受付会場に車で移動し10:00に受付終了。

受付・開会式会場前のエキスポ
このあと大雨でした

再びスイム会場に戻り、トランジションエリアや周辺駐車場の様子を見にウロウロ。今後のために何があって何がないのか確認していきます。海水浴場駐車場は車中泊組が、向かいのキャンプ場はテント泊組がいました。

蚊取り線香も持参
このへんは慣れてるのですぐ終了

途中から雷雨になり、やむまで車の中で昼寝。雨があがったら、ロードバイクを組み立ててトランジションにあずけました。車内が広くなって助かりましたけど預託は翌日早朝でも良いと後で知りました。

競泳オリンピアン松田丈志さんの
話もきけて楽しかったです

開会式には、DomitarouさんほかZwiftのガチチームJETTが集合するというので怖いもの見たさで行ってみました。Domitarouさんらしき方に声をかけ当人とわかり安堵。この声かけが今回最も緊張する瞬間でした(笑)。

テントだけでなくフルセットあり快適
大会時間にあわせた食事・入浴つき

開会式終了間際に会場を抜け出し、車で周辺をさらにうろつき。コインランドリー場所を確認しつつ、吉野家を見つけて遅い昼食をとりキャンプ場に戻りました。翌日の準備をし夕食を食べ入浴したら早め就寝。

9月3日(日) 大会当日

この朝食が朝3:00に
用意されている

前日チェックしていた駐車場に向かいましたが、すでにAタイプの選手で満車。開会式会場の駐車場にまわりました。早めに来て良かったです。歩いて会場に向かいましたがそう遠くありませんでした。

フィニッシュしたあとは、出店でオムそばや豚の串刺しを買って栄養補給。ロードバイクを回収したら、周辺駐車場の様子を確認し車のところまで戻ってきました。もう翌朝5:30のフェリーに乗ることが気になります。

ロードバイクを軽く洗浄し分解して積載。着替えて、競技で使った装備をクリーニングできる状態に戻しまとめていきます。水分や補給をしながらゴミをまとめ、戻ってきたお隣さんと話したり。1時間かかりました

2日とも夕食は豪華メニュー
これは1日目のカニつき

車で会場をあとにしたら、昨日チェックしていたコインランドリーに向かいます。キャンプ場にもあるのですが2台とも今日は空かないでしょう。乾燥まで済んだらキャンプ場に戻ってきて夕食をいただきました。

9月4日(月) 移動日

5:30発の新潟行きフェリー
指定席にしたけどガラガラでした

行きに比べて時間がタイトで、新潟港に朝8:00着大阪17:30発のフェリーに間に合わないといけません。新潟港ターミナルでお土産や朝食でゆっくりしたので、昼食・昼寝なしで大阪をめざします。

船内でバランスよく食べる
ひとり宴会状態

Bタイプ参加だったのでダメージも少なく、ほぼ休憩なしで16:30にフェリー乗り場に到着。乗船したら速攻入浴して食事して、20時過ぎには就寝しました。明日も早いぞ。

9月5日(火) 朝から仕事

北九州の新門司港に着岸
戻ってきたどー

朝6:00に北九州に着いて職場まで移動し、仕事開始。夕方に予定どおり帰宅しました。自宅は木曜日朝から火曜日夜まで不在、鉢植えが1本ひからびた以外は特に損害なかったようです。

車移動や車中泊での問題点

玄関にいったん入れた荷物
あと半分はキャンプ用品など

今回自分は、特にチームや知り合いがおらず、単独行動、宿泊先がキャンプ場という条件でした。完全に車中泊のみとなると、ゴミの問題がありますし入浴する場所(それも遅い時間)の確保が必要です。

そして単独ですと大会中に暑い車内に熱に弱いもの(食品含む)を長時間保管する必要があります。今回はクーラーボックスにコンビニで買った氷を入れて、常温保存のものが腐らないまでは保存できました。

電源を積んでいるのでポータブル冷蔵庫が使えそうですが、暑い車内では使えません。ゴミも今回は宿泊するキャンプ場で処分できましたが、車内に保管となると腐るものも出てくるかと思います。

会場となる海水浴場近くに車中泊やキャンプ場泊の方々がいましたが、近くの車のドア開け閉めの音がバタン!として気にならないかな? 自分はキャンプ場にひとりでしたが、それでもドアの音には気を使いました。


来年に向けて

Bタイプの感触が良かったので来年はAタイプを、と思いたいのですが今回のスタイルでは運転時の負担や睡眠時間から厳しいかなと。やはりロードバイクを梱包して送るのが良さそうだけど、組み立てや分解の時間が必要。

ウェットスーツなんかも濡れるとずっしりと重いので、ちゃんと洗って水を切るスペースが欲しいし、帰ったあとの負担を考えると使った衣類をコインランドリーで洗濯・乾燥しておきたいですね。


おわりに

帰りの阪九フェリーは出港すると
すぐに明石海峡大橋をくぐる

大会があると、スタート前に緊張して&終了後にはぼーっとして失くしものやミスがあるのですが今回はトラブルなく戻ってこられたので良かったです。もう9月ですが遅れてきた夏休みということで満喫できました。

旅の行程も含め達成感がありすぎて今は抜け殻になってますが、少しずつトレーニングも再開していきたいと思います。








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