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聡乃学習(24-50)

いつも私の拙いnoteを読んでいただき、ありがとうございます。
このところ記事は書かせていただいていますが、皆さんの記事を読むことがあまりできずにいます。

自分の心のざわつきがまだ落ち着かないのです。私のような持病をお持ちの方なら経験がおありかと思います。どうかご容赦ください。

さてそんな中、Amebablogをフォローさせてもらっているitocazさんが以前自身のInstagramで紹介されていたこのエッセイを読みました。

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無理せずに、興味のあることに飛び込んで、いろいろな学びを得ながら、日々を、軽やかに丁寧に。亡くなった美空ひばりさんと同い年になったことに感慨し、トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考える。迫り来る老いに備えホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しむ。そして、長く一緒に暮らした愛猫を看取る…。背筋が伸びるエッセイ集。(「BOOK」データベースより)

小林聡美さんという役者を意識したのは、やはりあの映画「かもめ食堂」でした。その後彼女の出演する作品を見て、もちろん私よりかなり若いけれど共鳴できるところがたくさんあって好きな俳優(女優と言いたくない)さんの一人になりました。

このエッセイは50代を迎えた彼女が等身大に感じたこと、思うことをさらりと描いている点が素敵なエッセイです。

女性ってこの年代が更年期に最も差しかかる時期でしょうし、(私は40代で迎え、持病も発病し苦しかった)心身ともに自分でコントロールしにくくなる最初の年代ではないかと思います。

彼女も今後60代70代と迎えるでしょうけれど、俳優という自分とは違う人間を演ずる職業の中でどう変化していくのか、聞いてみたいなと思います。

男女を問わす同世代の方はもちろん、多くの年代の方に読んでみていただきたいエッセイです。






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