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垣谷美雨「もう別れてもいいですか」

読んだ本の紹介

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出版社:中央公論新社
発売日:2022年1月7日
単行本:297ページ
内容:女を奴隷扱いする男たちとの決別を描く、ベテラン主婦のハッピー離婚戦線。 「決断は幸福のはじまり!50代」女の再出発を描いた傑作長篇。

この本を読んだ理由

結婚した女性が結婚生活を営む中で、1度は考えると思う「離婚」をテーマにした作品をこのシルバーウイークにゆっくり読もうと借りてみました。

あらすじ

58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は人生を取り戻せるのか?平凡な主婦による不屈の離婚達成物語。

Amazon内容紹介

感想

「夫の墓には入りません」「老後の資金がありません」など中年主婦が1度は考えるテーマを得意とする著者の熟年離婚をテーマにした作品でしたが、とても現実的で、特に田舎町の狭い近所付き合いの煩わしさがリアルに描かれていて、田舎町に住む私もドキッとしました。

実際に私もワーキングマザーとして2人の息子を育てていた時、何度か離婚を考えるほど育児に息詰まった時がありました。その時はやはり狭い価値観の中で住んでいた私は決断に至りませんでした。

しかし今の世に中は変わりました。男女ともに結婚に縛られず、結婚後も自由を手に入れて欲しいです。

幸いにも私は病気退職したため、定年退職した夫も理解を示してくれていて、つつがなく暮らしていることに感謝です。

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