読んだ本の紹介
出版社:小学館
発売日:2018年12月18日
単行本:222ページ
出版社:小学館
発売日:2020年2月27日
単行本:270ページ
出版社:小学館
発売日:2022年7月22日
単行本:272ページ
本シリーズの内容:読んだ人すべての心を温かく包み込む“お葬式小説”
この本を読んだ理由
私の年齢だとお祝いより、弔いの数が断然多くなります。数多くの葬式に
出るのですが、今の状況での葬儀に興味がありました。
あらすじ
感想
一昔前だと葬儀に関わる仕事は縁起が悪いと嫌われる仕事の部類でした。それが映画「おくりびと」の反響も加わり、人が必ず通過しなければならない「死」と死んだ方の周囲が送り出すための必要な儀式を執り行う方として、今ではなくてはならないお仕事になりました。
自分が生まれる直前に姉が不慮の事故で亡くなるという不幸にあって、生まれたばかりの子供のために生きる温かい家庭のなかで育った主人公清水美空が、祖母を看取ったことで、あるバイト先だった葬儀場で働くことになったのは、私のような年齢からするとありがたいことです。
「死」と言っても年齢的に往生死が大半でしょうが、美空とその教育係漆原礼二が担当するような事故による即死、自死、特に子が先立つ死など、読んでいて家族や周囲の悲しみに、私自身も同調し、最後のお別れに思わず涙しました。
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