戦慄のバイオホラー
こんにちは。夫の体調が思わしくない今週も始まりました。午後には夫も覚悟を決め、病院へ行く予定です。コロナでないことを祈るのみです。
さて今日はこの暑さの中、読み終えたホラーをご紹介します。
読んだ本の紹介
出版社 : 双葉社
発売日 : 2023/5/17
単行本(ソフトカバー) : 368ページ
この本を選んだ理由
SNSで紹介されていて、暑い夏にぴったりだと思い借りてみました。著者の知念実希人さんは沖縄生まれなのに、北海道の伝承フィクションを考えられた点も興味がありました。
あらすじ
感想
帯に「医療ミステリーのトップランナーが初めて挑むバイオ・ホラー」とありように著者は現役のお医者さんです。最近は出される作品が、ほとんど本屋大賞にノミネートされる、書店員さんからの評価が高い作家さんでもあります。
そういう方が今回伝承とバイオという相反するようなテーマでどんな作品に仕上げられているのか、本当に興味がありました。
結論から言えば、今回も「やられた」という感じです。そして、ネタバレに近いですが、今後も展開せざる終えない感じで終わります。この辺りも著者のうまさがあります。
医師という仕事を持ちつつ、フィクションを書くという普通では考えられないことですが、書くことが、医師という仕事にプラスになっているのであれば幸いなことだなと思います。今後の作品も楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。
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