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映画「日日是好日」
若い時から映画が好きでした。戦後母が映画館で映画を見ることを覚えて、結婚後も私を連れて映画を見に行ってくれました。おかげで、邦画も洋画もなんでも苦もなく見ることができます。
さて前置きが長くなりましたが、昨日エッセイスト森下典子さんが、約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり、人気を集めたエッセイを映画化し、出演の樹木希林さんがに2018年亡くなって公開された、「日日是好日」をTV放映されたものを録画して観ました。
劇場公開は2018年10月18日で、上映時間は100分でした。
主人公典子役を黒木華、一緒にお茶を習う従姉役に多部未華子、茶道武田先生役を樹木希林ほかが出演。
原作は森下典子さんの「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」
監督・脚本を「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣氏が務めていました。
Webサイトに書かれいるあらすじは、
「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされる。母からお茶を習うことを勧められた典子は気のない返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。
私自身も結婚後出産まで、茶道を習っていたこと、森下さんの作品も読んでいました。公開当時は日程が合わず、見ることができませんでしたが、今回NHK BSで放映されたものを録画して見ることができました。
茶道の先生役の樹木希林さんは、役づくりも良くなさっていて、所作も綺麗だし、お稽古に来られる人たちをお茶の世界に上手に引き入れる様は、私の師とも似通う部分があって嬉しく、また今は樹木さんはいらっしゃらないのだと寂しさもありの、とても心に沁みる作品でした。
決して派手さはないけれど日本映画らしく、誇らしい気持ちの作品でもありました。
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今日もお疲れさまでした。今週も後半に入りました。もうひと頑張りです。
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いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。