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武器はチェロ、潜入先は音楽教室。

いよいよ本屋大賞候補作5作目、これで候補作品を半分読んだことになります。

読んだ本の紹介

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出版:2022年5月2日集英社
単行本 ‏ : ‎ 312ページ

あらすじ

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘樹。ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉桜太郎のもとに通い始める。師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……心震える“スパイ×音楽”小説。

Amazon内容紹介

感想

「優れた演奏を聴き終えたかのような感動が胸に満ちてくる。」と帯に書かれた村上由佳さんの言葉どおりの美しい作品です。音楽の余韻が残るように読み終えた時、まさにその余韻に浸って冷めたくなくなりました。

主人公の孤独な戦いに音楽が深く浸透し、読者をも幸せにしてくれる、そんな作品でもありました。おすすめできる作品です。

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