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2019年台風19号はたまたま自然が助けてくれた、自然災害に備えあり

6月も気がつくと下旬。暦の上では初夏。

夏と言えば台風、気候変動の影響で風水被害が大型化しています。

あと53センチで「氾濫危険情報」

荒川水系の水位は、いわゆる標高とは異なるA.P.という水準で示されるようです。

2019年10月13日午前9時50分にA.P.7.17mというのが、台風19号の最高水位。国土交通省と気象庁は様々な種類の「洪水予報」を出す。荒川水系では、A.P.7.70mになると「氾濫危険情報」を出すことになっているが、そこまであと53cmだったとのこと。

たまたま助けられた引き潮

当時、河口近くで水位が急速に下がった原因は、自然が助けてくれた引き潮のようです。

東京湾は午前4時29分に満潮、午前10時47分に干潮のピークを迎えている。

「潮がどんどん引きに入っている状態。岩淵のほうは水位が上がっていますよということでしたけど、水は下流に向けてひっぱられている状態。上流からの水より、潮が引くほうが強く、増水した水はどんどん海に流れ出てくれました」(山口正幸・江戸川区危機管理部長)

「これ、たまたまなんです。自然が助けてくれた。潮が逆だったら、もう雨は降っていないのに、河川だけ水位がぐーっと上がっていくことになりかねなかったですね」と、山口部長は振り返る。
(上記東洋経済オンラインより引用)

潮が逆であれば、どのようになっていたのか、想像しただけで恐ろしいです。

移動手段も限られる

2019年の台風19号で広域避難検討への新たな課題が浮上したようです。
・広範囲、同時多発的な水害が発生し、広域避難先も深刻な事態に見舞われる可能性があること
・鉄道会社が計画運休に入り、避難の移動手段がなくなることなど

公的移動手段が計画運休になった場合は、自転車は無謀ですし、やはり車移動。

車のない生活は十分可能

今はカーシェアの需要が増え、車の固定費(車両代・駐車場代)が都内では高額なため、自家用車を持たない方も増えています。

我が家の車利用は月に数回です。
・月に数回、近場に重たい食品の買い出しに行く程度、
・大雨の時の通院や子供の習い事、

前回の車は9年乗って、走行距離2千万キロ後半・・。
いかに乗っていないかが分かるかと思います。

生活面では、車の使用頻度を考慮すると、カーシェアで十分だと思っています。

それでもやはり非常時を想定すると、子供もいるので車は必要だという判断に至り、初の中古車となりました。

避難所運営の在り方

避難所運営のあり方はまだ変わっていないようです。

公的な避難先の確保や、そこへの移動手段をどうするかについては、検討が続いている段階のようで、今年の台風シーズンなどの川が増水しやすい時期に公表できるかは難しいという状況のようです。

自治体だよりではなく、個人でも備え

気候変動の影響により風水害が大型化し、地震や火山活動の活発な時期に入っていることは指摘されています。

これまでの日常ではありえない事態が起こると考え、自治体も個々人も備えるしかないようです。

「備えあれば憂いなし」ですね。

不動産を購入するとき、水害被害は考慮しました。
しかし噴火については、正直無計画でした。

計画案をしっかり家族に共有しながら、修正しながら進めていきたいと思っています。

備蓄も必須でしょうね。

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