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ジェフ千葉小林新体制をポジりたい

今回の文章を書いた経緯



ご無沙汰しております。あるいははじめまして、国の天然記念物ジェフサポの市原です。

早速ですがジェフサポの皆様、2023シーズンのジェフ千葉を率いる監督が無事?決まりましたね。

小林慶行監督、よろしくお願いします!!!

とはいえJ2暮らしも14年目へと突入しました。「実績もある尹監督でダメならジェフはもうJ1に上がれない」という尹さん就任前の期待と3年間の結果が一致していないことや、その尹さんの後任が新人且つ尹体制でコーチをやっていた小林さんということなどから、次の監督人事に対してもネット上にはネガティブな意見がチラホラありますし、暗くなってしまう人の気持ちも分かります。

更にここ数年はフロント陣からファン・サポーターへの十分な説明がなされないこともあり、クラブの企業としての姿勢そのものに対して疑いの目が強くなっている人もいることでしょう。

ですが!

せっかくの楽しい趣味であるはずのジェフユナイテッドライフを、来期が始まる前から悲観してしまっては疲れてしまいませんか!?

そこで今回のnoteでは、

「こじつけでもなんでも小林ジェフで期待できる要素」

を洗い出していこうと思います!

*自慢にもならないかもしれませんが、僕は第2次エジリズムが始まる前でさえも「この9年で積み上げたノウハウで、今度こそJ1昇格だ!2010年のリベンジを果たすぞ!」と相当な期待ができるポジティブ脳です。なおその時の結果はJ2落ちてから一番……

では早速小林新監督の期待できる要素を上げていきましょう!

ポジれる要素

①    既にコーチとして選手の特徴を把握できている

まずは何と言ってもこの点でしょう。レボリューションという名の選手大量入れ替え以降ジェフは、エスナイデル体制でのハイプレスハイライン、そして尹体制での堅守速攻と、チーム基盤を少し積み上げては壊してきました。

その結果監督の戦術を超えたチームとしてのスタイルを確立させることができず、新体制では毎度0からチームを作るという非効率的な悪循環に陥っていました。

一方、小林監督は既にコーチとしてジェフの選手の特徴を把握しており、同時に尹さんが選手に植え付けたサッカースタイルも理解しています。仮に目指すサッカーが尹さんの目指したものと違うものとなったとしても、
今のジェフの選手に何ができるか、どこが課題かを考えるための情報を現場で仕入れることができている点は、チームに大きなプラスをもたらしてくれると信じています。

期待するのは昨今の川崎フロンターレの風間→鬼木体制アルビレックス新潟のアルベル→松橋体制のような、前任者の特徴的なサッカーを内部昇格の人間が調整して強いチームに進化させることです!!


②    尹監督が既に若返りを進めてくれている

2022シーズンは新型コロナウイルス感染・濃厚接触による出場停止や、ケガ人が相次いだこともあり、ルーキーや2年目の選手、2種登録の選手の出場が目立ちました。

特に甲府戦の平均年齢18歳3バックはしびれましたね。


年間通して出場機会を伸ばしたのは

高卒1年目にして右サイドの主力として存在感を出してくれた西久保駿介選手

キャリアハイ&チーム2位の7得点数を叩きだした生え抜きFW櫻川ソロモン選手

シーズン途中に3試合連続ゴールを決めるなど、こちらも同じくキャリアハイの5得点を達成した高卒2年目ブワニカ啓太選手

クラブ史上初の10代GKとして出場した高卒2年目の松原颯汰選手

などなど、これからが楽しみな選手がたくさん出てきてくれました。

J2の有望株はJ1へと引き抜かれるのが世の常であり、シーズンオフになったら引き抜き似合うこともあり得るのですが、かつての「J1で出れなくなったベテランばかりのチーム」という印象が弱まり、「まだまだ未完の若いチーム」となれたことは尹監督が残してくれた守備以上の遺産かもしれません。

若手が躍動して要所を中堅ベテランが締めるチームは強いチームの証でもあるため、小林監督の手腕による更なる若手の飛躍に期待です!!

③    J2降格後前例のない「ジェフOBではない新人監督」

ここからはオカルトめいてきます。

J2降格以降ジェフは、「クラブを長く知っている監督」「自分のチーム哲学を明確に持っている外国人監督」「日本でタイトル獲得実績のある監督」などなど、様々な監督を試してはJ1への昇格を失敗してきました。

そんな中、小林監督はこれまで無かった「初めてジェフに所属したのがコーチとして」である新人監督です。

どことなくジェフに漂い続けている負の雰囲気に囚われることなく、伸び伸びとやってもらうことで現状打破してくれることと思います。2年でジェフの悪いところに染まっていないことを願って

④    公式TwitterのGood Smile

最後に皆さんは公式Twitterを見ましたか?

みてくださいこのいい笑顔!!!!!!!!

この写真を使ったことに関しては、フロントを手放しで称賛したいと思います。
いつものような写真無しでも、HPにある登録写真のような無機質なものではなく、

これからやってやる!という自信にあふれた、見ているこっちもワクワクしてくる笑顔の写真です。

正直、ネット記事において小林監督就任濃厚のニュースが出た時はこの人事に関して半信半疑だったのですが、この写真をみて「とりあえず応援してみよう」という気持ちになりました。

長いシーズン、監督として必ず難しい時期がやってきてその顔が曇ることもあるでしょうが、最後はこの写真のように笑顔でJ1昇格をつかみ取りましょう!!!

番外編:GMをポジりたい

さて今回の記事を終わる前に、スズタケGMにも触れようと思います。
確かにこの2年、ファン・サポーターとの交流は全くと言っていいほどとれていません。加えて、補強した選手が期待したほどの成績を残すこともできませんでした。

ですが人には得手不得手があります。

例えば高橋前GMもレボリューションによる選手の大量入れ替えや、元ジェフ戦士の買戻しによるお茶濁しといった悪癖がありましたが、一方で外国人助っ人、特にFW補強に関してはなんだかんだ良い選手を呼んできてくれていました。

イビチャ・オシム氏を招致してクラブの全盛期をGMとして支えた祖母井秀隆さんでさえも、オシム氏が来る前はチームが低迷していたこともあり「ウバ害」などと批判されていたといいます。

僕は当時まだ生まれる前~生まれたばかりだったので、
祖母井元GMご本人の本でそのことを知りました。

話は戻り、得手不得手に関してですがスズタケGMの得手は「これから伸びる若手を呼ぶのが上手い」というのが現段階の個人的な評価です。先述の西久保選手やブワニカ選手、松原選手といった新卒入団組に加えて、今年はJ3で順調に成長していた佐々木翔悟選手を補強、いずれの選手も今後に期待の出来る結果を残しているという成果を上げています。
*当然、若手の躍進は選手個々人の努力の賜物であり、また起用を決断した尹監督のおかげでもあります。

この2シーズンは偶々スズタケGMと被っただけで、もしかしたら今後若手の伸びが収束するかもしれません。しかし逆に即戦力・外国人助っ人補強が急に当たりだす確率もまたゼロではないのです。

そのため、人事能力に関して現段階までで文句を言うことに、僕はあまり肯定的ではありません。

「勝てば官軍負ければ賊軍」まずは2022シーズンオフの成果に集中して頂いて、来年のこの時期に目いっぱい

「スズタケGMサイコー!!!」

と言えるように頑張ってもらいたいです。できればファン・サポーターとの交流も頑張ってほしい

締め

今回はジェフ千葉の小林新監督の就任をポジティブに捉えることで、期待に満ち溢れたシーズンオフを迎えるための記事でした。
皆様のジェフユナイテッドライフは少しでも晴れやかなものになったでしょうか?そうだと嬉しいです。
予定よりずいぶん長くなったので締めは手短にします。ここまでお付き合いありがとうございました。

最後に一言、

小林監督!スズタケGM!2023シーズンは頼んだぞ!!!!!

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