#12 いつまでも夢を見ていたい。

暑苦しいしんどいお盆休みが終わり、重いサイドブレーキを下ろしてようやくエンジンがかかってきた気がする。更新が大分滞ってしまったが、今日はチラシの裏にでも書いておきたいことがある。

人は夢を見続けて「初めて生きてて良かった」と思えるんだと、最近思ったのだ。夜寝る時に見ている夢ではなく、将来を思い描く夢の方だ。

自分の大事にしているもの、好きなものを他人のものさしや秤にかけたところで何の意味もない。自分の価値観というのは唯一無二なのだ。そういったものを守れるのは自分しかいない。

楽しかった思い出、美味しかったもの、好きだった人、確かに振り返れば素晴らしい瞬間はたくさんあった。ただ、今それを深追いしたところで今の自分自身は満たされない。

例えばすごく美味しいステーキを食べた事を思い出しても腹が満たされるわけでもないし、美味しいと感じるわけではない。それならば記憶をやりがいに変えてみよう。あの美味しかったステーキを再現しよう!とか今度は大好きなあの人と食べに行こう!とかそれをモチベーションにして頑張る、とかならアリだが、全てやりがいになるわけではないし、そもそも好きな事じゃなきゃ長続きはしない。

やりたい事はいっぱいあるけれど、限りなく的を絞って目標に掲げて生きていければと思う。人生、甘くないなって思う事ばかりだし、突然不幸がやってくる時だってある。ショートケーキの苺は最後にとっておこうとかも出来ないかもしれない。

モチベーション、タイミング、シチュエーション、全てがバランスよく整うなんて事はまず無い。だから今のうちに、今だからこそ、夢を見失わずにいたいのだ。

もっともっと幸せに、楽しく、自由に、好きな事をやろうと思う。

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