Mr.Sayonara

シャチと映画が好き。 備忘録と、文章を書く練習として。

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最近の記事

Fundamental of Engineering受験

アメリカの、日本でいうところの技術士補試験を受けてみた。 科目は、Electrical and Computer. 結果は合格。 受験理由は、 1. 大学:材料系⇒就職:電気エンジなので、材料専攻だけど電気エンジニアとして働いていたことをぱっと見で対外的に示したかった。 2. エンジニアリングは獲得したい3つのスキルセットのなかのひとつなので、自己研鑽のため。 受験方法などは、↓ここを見れば分かるので割愛。 悩んだのは勉強方法でした。 あまり自信がなかったので、お勧めされ

    • 社会人4年目で思うこと

      何をしているか私立理系大学(Dラン)を卒業後、大手外資メーカにサービスエンジニアとして滑り込み入社してしまう。エンジニアとして働くかと思っていたら、部署初のサービス担当でありサービスに関わる全ての業務を担当することに。 以下つらつらと書きなぐり。 ・残業はしなければ増えない当たり前ですが当たり前すぎてみんな分かっていないことだと思う。 まず大前提として激務(残業80~100時間超)は毒でしかなく、心身共に悪影響しかない。 営業のように残業して受注獲得、それが自己の満足やキャ

      • ここまでわかった イルカとクジラ 実験と観測が明らかにした真の姿

        村山司・笠松不二男 両先生執筆の本書において気になった点をまとめる。本書はイルカ・クジラに興味のある人が読む入門書としてベストではないだろうか。ただし、初版が1996年のため覆された定説もあるため過信は禁物。 個人的に既知の部分は特にここに書き出していないが、本当に名著である。 第1部:イルカの認知と行動イルカが溺れた人間を助けたという報告について(諸説あり) 「大きなもの、浮いているものがあったら運んでいく」というイルカの本能的な行動の結果と考えるほうが妥当である。と

        • イルカ・クジラ学まとめ4

          「イルカ・クジラ学 村山司・中原史生・森恭一編著」を読んで気になった点をまとめる。なお、本ノートは「第4部:イルカ・クジラの数を数える」「第5部:イルカ・クジラの最新学」のみに範囲を絞る。 第9章:ハンドウイルカの長期観察に挑む日本では毎年1000頭の漁獲枠が与えられている。これが多いか少ないかはなぞ。和歌山の太地町がThe coveで取り上げられ有名だが、長崎県壱岐でも漁業の対象となっている。 イルカウォッチングが盛んになり船が増えると、イルカの潜水時間が伸びることが確

        Fundamental of Engineering受験

          イルカ・クジラ学まとめ3

          「イルカ・クジラ学 村山司・中原史生・森恭一編著」を読んで気になった点をまとめる。なお、本ノートは「第3部:イルカ・クジラの体を探る」のみに範囲を絞る。 第7章:化石が物語る鯨類の進化と多様性祖先のアンブロセタス!昔のクジラはムカシクジラ!!! 珪藻土:藻類の一種である珪藻(植物プランクトン)の殻の化石よりなる堆積物 第8章:イルカの体に秘められた仕組みの妙イルカたちの適応戦略鯨類は、哺乳類として水中に適応するために鼻の穴を徐々にずり上げ鼻の下を伸ばしていく進化を遂げた

          イルカ・クジラ学まとめ3

          イルカ・クジラ学まとめ2

          「イルカ・クジラ学 村山司・中原史生・森恭一編著」を読んで気になった点をまとめる。なお、本ノートは「第2部:イルカ・クジラの生態に挑む」のみに範囲を絞る。 第4章:1枚の写真からイルカやクジラの移動を探る個体識別は神経衰弱ゲーム、機械学習等でいまはどの程度楽になっているのだろうか。 小笠原諸島のザトウクジラは沖縄諸島海域と遺伝的な交流が盛んな同じ繁殖に属している。が、小笠原諸島のザトウクジラの一部がハワイ海域で確認されており、多少の交流があることも確認されている。個体によ

          イルカ・クジラ学まとめ2

          イルカ・クジラ学 まとめ

          「イルカ・クジラ学 村山司・中原史生・森恭一編著」を読んで気になった点をまとめる。なお、本ノートは「第1部:イルカ・クジラの能力に迫る」のみに範囲を絞る。 Index. 1. 各章まとめ 2. ノート 第1章:イルカは鳴き声で何を伝えているのか まずイルカの鳴き声には2種類ある。 ホイッスル:"ピューイ"のような長く澄んだ口笛のような鳴き声。吸収減衰率が小さいため主に遠距離通信に使用される。ハンドウイルカ・マイルカなどは個体特有のホイッスルを獲得することから、特

          イルカ・クジラ学 まとめ