CRYAMYを観に行きたい
最近はバンドの音楽を意識的に聴くようにしている。
それも日本の若いかっこいいバンドを新しく気づけたらいいな、という中で衝撃が走ったのがCRYAMY(クリーミー)。
以前に聴いたことがあるのに、不思議なもので色々なタイミングもあるのだろう。いま深く刺さった。
とにかく「今すぐパソコン投げ捨ててライブ観に行かなきゃ!!」と強く思わせてくれるバンドだ。
実際、自分の予定とバンドのライブ予定を照らし合わせながら「この日ならなんとか行けそう、ここは行けるけどチケット売り切れてる、やっぱこの日しか・・!」などと格闘している。
自分の色々な欲求の中で「CRYAMYのライブ、今すぐ観てえ!!」という気持ちが突出している。
あと、ここ数年は、リビングで流して居心地が良い曲を好んで聴いていた。
それはそれで新しく拓いた部分で、これからも聴いていく音楽であることに間違いない。
でも、その揺り戻しが来た感じ。
CRYAMYはギター2本のオーソドックスなロックバンドの形態だ。打算的なところが一切なく、とにかくうるさい。
しかし切迫した演奏はおれの心を鷲掴みにしてくれる。
ライブ映像見ても担当楽器以外の役割の境界線がなく、ものすごい瞬間が生み出され続ける。全員の心の奥底から湧き上がって、爆発し続ける「得体のしれない何か」をひたすらフロアへ浴びせかけている。
カワノ(呼び捨て以外しっくりこない)のボーカルを聞いたら瞳孔が開かざるを得ない。
自分でも気づいていなかった【心の中で叫びたがっていたもの】が彼の声によって昇華され、轟音と一体となり清々しい気持ちにさせてくれる。
このように、「なんかよくわかんないもの」が引き上げられる音楽だと思う。
この正体は何なのかを確かめるべく、ライブを絶対に体験したい。
それが結局「名前のつけられない圧倒的な何か」だったとしたら最高だ。
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