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復職。病気のこと詳しく書こう①

僕のことをよく知る友達は「ひとまずおめでとう」と言ってくれた。ひとまず。よく分かってる~!
この裏には「そのあと同じことを繰り返したらまったくめでたくない」というメッセージを感じた。気をつけよう。
昨日は初めてフルタイムで働いてめちゃくちゃ疲れた。

僕は今年の3月に「うつ病」と診断された。中程度とのことだった。
当時はすぐ治るつもりだったので、診断書には「2ヵ月程度の休職」と書いてもらった。
このあと結局7ヵ月休職することになるんだけど、それは不幸なことではなかったと言い切れる。

11月時点の今は寛解近くまで回復している。

この情報過多なインターネットでもオープンになっていないことが多く、また個人差がとても大きい病気だ。

それでも、同じ病気で苦しむ人がこの記事に偶然たどり着いたときに、少しでも役に立てばという気持ちがある。
僕も時間をかけて色々調べて、「自分なりの希望の光」のようなものをかき集めることで救われた部分もあった。
だから病状の色々を書いていく。あくまでも僕の場合は、ということで読んでもらいたい。

そもそも病気のことは隠したいっていう方もいらっしゃるだろうし、他の考え方を否定するつもりは全然ないのでご了承願いたい。

症状ゆえの暗い話も出るけど、暗いタッチでは書かない。全部で2回か3回になると思う。

【投薬量】

就寝前にリフレックス2錠で安定している。3月~5月頃は寝つきが悪かったから、睡眠薬(ブロチゾラム)も飲んでいた。

5月頃、症状がなかなか改善しないので、朝飲む用にレクサプロを処方してもらうも身体に合わず10日間で中止。
慢性的な目まい、そしてずっとお腹が痛い、さらに性欲が大減退という地獄のような体験だった・・

【薬の慣れ方と健康維持】

◎3月投薬開始~2週間くらい
リフレックス1錠、ブロチゾラム1錠で開始。飲み始めはとにかく身体がダルい。もう、とにかくダルいとしか表現しようがない。
それがもうキツくてキツくて・・本当に飲みたくなかった。でも憂鬱な感じは薄れる気がするから、とりあえず1週間飲まなきゃ合うも合わないも分からないし・・と我慢して飲んだ。

結果的に身体に合っていたようで、今では飲んでも眠くなるまで少し時間がかかるくらいだ。
抗うつ剤は種類がたくさんあり、「ソシャゲのガチャのリセマラ状態」と聞いていたので一発目で当たりを引いたことはラッキーだった。

そしてこの間は12時間睡眠とかが普通。昼寝までしていたし。
そんな中で、できるなら5分でも外に出たほうがいいという情報をキャッチ。無理やり外に出て散歩した日は、自分を超褒めてあげた。
近所のかわいい犬を見に行こう、コンビニでデザートでも買って食べよう、とかなるべくきっかけを作るようにした。

仕事で武器にしていた文章力の低下をおそれ、リハビリ的にnoteを開始。あと体力低下をおそれ、4月上旬からダンベルを使って筋トレを開始。
これができない状態になる前にギブアップして休職できたことは、今考えると良かった。

Twitterでオープンにしたり、言うタイミングがあった友達にも伝えると反応はさまざま。

正直、今後会わなくなるなって感じの人もいたけど、そんなの気にならなかった。お互いが大事と思える人たちだけ自然と続いていくだろう。
嬉しいことにほとんどの友達は励ましてくれて、心の支えになった。
Twitterでは会ったことない人たちからも「実は自分もそうなんだ。つらいよね~!」とリプライが飛んできたりして、フランクに症状を話し合ったりした。

◎4月頃~
noteを書いて深夜2時くらいに寝る生活。薬に身体は慣れてきたけど、症状のイマイチな日がちょこちょこと増え始める。
4月中旬にリフレックスが2錠に増えた。1錠にせっかく慣れたのに、またまた超ダルい&超眠いが1週間ほど続く。

家にいながらにして外界との繋がりを求め、近畿地方で夕方5時からやっている野村雅夫さんのラジオ番組を聴くためradikoプレミアムに入会。
調子の悪い日は、布団の中で雅夫さんの声を聴いているだけでも少し元気になった。
自分が何もしなくても目を閉じていても、常に爽やかな風を吹かせながら場面が変わっていくこのラジオ番組には本当に助けられた。

それと、笑いを求めて『伊集院光 深夜の馬鹿力』を10年振りくらいに聴き始めた。昼間にタイムフリーで。
家から出なくても感情を動かせるラジオには感謝している。エネルギー切れのときでも、映像より頭に入ってきやすいのがいい。

あとnoteでフォローし合ってる人たちとのコミュニケーションが新鮮で嬉しかった。
みんな何かを作っている人たち。アウトプットは違っても、根底のそこが一緒なのが大きい。今もSNSではnoteが一番好きだ。

音楽ではPOLTAのライブを観て泣きそうになるなど。
調子的にライブ行くかすごく迷ったけど、行ってなかったらちょっと違う感じになっていたかもしれない。それくらい大事な日になった。
あの日のことは胸ポケットに一生そっとしまっておきたい。

長くなってきたので今日はここまで。
書いてないけど気になることがあれば、何でも聞いてください。

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