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読書の秋|子煩悩な理系パパが号泣した絵本📖

こんにちは、
小2と年少の姉妹母、Banana310です。

私の夫はのんびりした性格で、聞き上手で、
その上、育児に関して研究熱心です。
母親である私よりも母性愛が強いことは
間違いありません。

周りにいる誰しもが、ポンコツな私に比べ
夫は子育て上手と思っています。

そんな夫が何度読んでも泣いてしまう絵本を紹介します。

次女が生まれたタイミングで、
長女に買った絵本「ちょっとだけ」。

「ちょっとだけ」瀧村有子作 鈴木永子絵
だいぶ読み込んで傷だらけです。

赤ちゃんが生まれたなっちゃん。
お母さんに「これやって」お願いしようとするけれど、お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しそう。その度に自分でなんとかこなしていくなっちゃん。(その姿がいじらしい。)赤ちゃんがお昼寝している間に、なっちゃんがお母さんにお願いしたのはー
という内容です。

次女が生まれて1~2か月くらい頃、長女はこの絵本の読み聞かせを夫にお願いし、私は別部屋で授乳をしていました。

すると、長女が私のもとへやってきて

長女「パパが読めないからママが読んで」

(え??どういうこと?)

夫のもとへ戻ると、

夫は絵本を開いたまま号泣。
真っ赤な目鼻で、

「だめだー。長女がお姉ちゃんになろう
 としている姿と重なっちゃって…。うー!」

子煩悩大爆発しちゃったみたいです。

この日を境に、
夫はこの絵本を読めなくなってしまいました。

ー約3年後ー

3歳になった次女が本棚から
「ちょっとだけ」を見つけ出し、
夫に読み聞かせをお願いしていました。

もうだいぶ時間も経ったし、と
夫が読み聞かせを開始したところ

またまた涙腺崩壊。

「だめだー。長女が小さい頃、
 お姉ちゃんになろうと頑張ってた姿を
 思い出しちゃって」

(あちゃー。)

心優しい夫に、心の底から愛されていて
幸せなわが子達です。

それにしても、20代の頃の夫は涙なんて
全くもって見せなかったのになー。
実験で使用する薬剤が目にしみる時くらいしか涙が出なかったんじゃないかなー。(失礼)

夫も「ちょっとだけ」年を取った証拠ですね。

何度読んでも、理系パパが涙する
心あたたあまる絵本の紹介でした。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました✨

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