夜の終わりは新しい夜の始まり
子どもたちと過ごす夜は実に賑やかで忙しい。
賑やかで忙しい時間が過ぎると、
子どもたちと眠りにつくまでの穏やかな時間が待っている。
絵本を読んだり、今日あった出来事を話したりの「幸せタイム」は、私にとってかけがえのない時間だ。
ワーママの平日のスケジュールはざっとこんな感じである。(家にいる時間の大半を寝て過ごしているのか、私。)
ワーママ歴7年目の私は、
少しでも「幸せタイム」を増やすため
「やる」と決めている朝のルーティンがある。
それは、
夕飯作り
朝食前に、その日の夕飯作りに着手するのだ。
これを朝のルーティンとしている。
メインらしきものは週末に作り置きするので、
平日の朝は、副菜や汁物を用意する。
野菜を洗う。
野菜を切る。
→これだけで、夜の夕飯作りがグンと楽に。
文章にするとたった二行の行程だが、
野菜の処理は時間がかかる。
特に、根菜は時間がかかる。
泥だらけの野菜を、食べられるようにするに
は、手間ひまかかるのだ!
切った野菜はタッパーに入れて、冷蔵庫へ。
野菜を下茹でする。
→青菜やブロッコリー、いんげん等マメ類を
茹でておくと、サッと手軽に食べられる。
このひと手間で夕飯は充実度が増す。
繰り返すが、
野菜の処理には手間ひまかかるのだ!!
あら熱のとれた野菜はザル付きタッパーに
入れて、冷蔵庫へ。
出汁を取る。
→出汁がとれているだけで夜の料理はググッと
楽になる。
リッチな気分を味わいたい時は、思いきって
茅乃舎のだしを使う。
米を研ぐ。
→夏場はできない、この作業。
出勤前に米を研ぎ、
夜食べる分をセットしてしまう。
塩をひとつまみ入れる。
予約ボタンを押下して完了。
最低限、米飯さえ食べれば腹は膨れる。
すなわち、夜は眠れる。
腹を空かせた我が子たちには、
コース料理を逆走してもらえば良いのだ。
子ども達が起きる時間の15分前になったら
夕飯作りは一旦中止。
次女と夫、そして長女を送り出し、
出勤まで時間があったら夕飯作りを再開する。
すべての作業をこなせる日もあれば、
野菜を切るだけで終わる日もある。
子ども達から朝食のリクエストがある日や、
朝の支度や見送りが順調にいかない日は、
たいてい野菜を切るだけで終わる。
全ての作業が完結する日は、
週に1度あるかないか、だ。
それでも、いいのだ。
学童・保育園のお迎えから帰宅したときに、
野菜が切ってあるだけで料理が格段楽になる。
気持ちが楽になる。
帰宅からの目まぐるしい時間帯の先にある
「幸せタイムを」1分でも長くするために、
毎朝、12時間後の私へ時短チケットを
手配しているのである。
夜の終わりは新しい夜の始まり。
これが、私の朝のルーティン。