2020/11/19 【娘とパパの二人暮らし最終日】
今日で二人暮らし5日目。二人暮らし最後の夜の寝かしつけが終わり、明日は二人暮らし最後の朝になる。
朝ごはんは、「いちごパン」を食べるらしい。そう言い残して、眠りについた。いちごジャムたっぷりで作っておこう!
終わるとなると、急に寂しく、そして愛おしく、何よりも感謝の気持ちでいっぱいになる。娘と毎日笑って過ごせた1週間は、僕にとっての財産になるかもしれない。これからは、家族4人になるが、変わらずに笑顔溢れる家庭でありたいと思う。
一人の力には限界がある
一人で家事育児をして痛感したのがコレだ。娘の相手も満足にできず、それでいて家事も思うように進まない。普段なら終わっているはずの時間なのに、まだ終わっていない。そんな状況に焦りを感じることもあったが、それは仕方ないことだ。
これまで、ママにだいぶ頼っていたこともよくわかったし、生産性のない時間を過ごしていたこともわかった。
それでも、なんとか娘と生活できた。それは、ママの事前のサポートがあったことと、パパが不器用ながらに頑張ったことと、何より、小さな体で大きな我慢をしながらも毎日笑顔で過ごしていた娘がいたからだ。
5年前の僕なら、今回の経験を自分一人の力だと勘違いしたかもしれない。でも、それは違う。一緒に過ごしてくれた娘の協力なくしては、絶対に成り立たなかった。もっと言うと、この子とだから二人暮らしができたんだと思う。僕にとって娘がそういう唯一無二の存在であることを理解することができた。こういう経験と学びをとおして、本当の意味で親子になっていくのだと思った。
育児は家族全員でしよう
子育ては大変だ。一人ですると、「この子が愛おしい」「うまくやりたい」という思いと「うまくいかない現実」「もっとできるのに!」という思いを一人で受け止めなければならない。愛情が深ければ、その分傷ついてしまうのが人間だ。何事もうまくいかない時は必ずある。子育てにおけるそんな時期(イヤイヤ期とか反抗期とか?)を一人で乗り越えられるほど親だって強くない。
一人で受け止められるキャパシティを超えたら、親だって自分自身を守らなければ生きていけない。その結果、子どもに対して感情的になったり、距離を置いたりしなければならないのだ。どんな親だって、感情的になりたいわけではない。だから、そうなってしまう環境を作らない努力(家族でのコミュニケーション)をし、常に余裕をもって子どもと接することが大切なんだ。
未熟対未熟という構造
また、これからは、子をもつ親って、みんなそれぞれに複雑な構造にあるんだってことを理解して接していこうとあらためて思った。
子どもに対して親の思いが伝わらないという時が、僕にもこれからきっとおとずれるだろうと思う。
未来の僕には、そんな時、子どもを責めることも僕自身を責めることもしてほしくない。親の思いがあり、子どもには子どもの正義がある。そして、子どもも僕も人間として未熟なんだから、伝わらなくて当たり前、むしろ、笑い合える、分かり合えるってすごいことなんだって思ってほしい。
思いは深ければ深いほど、きっと子どもに届くまで時間がかかるようになっているのだ。(そう思いたいだけかな?笑)
こういうことに気付かせてくれた娘は、僕にとって唯一無二だ。
明日は、もう一人の唯一無二くんとのご対面の日(コロナ禍なので、家族でも面会できませんでした)。ついに退院だ。感極まって泣いてしまう気がするけれど、ママにも赤ちゃんにも、そして娘にもたくさんのありがとうを伝えたい。
応援ありがとうございました
娘とパパの二人暮らしシリーズにコメントやスキをくれた方々、本当にありがとうございました。そんな一つ一つに励まされて1週間過ごすことができました。
今度は、いつかきっとあなたのお力になれることを願って。応援ありがとうございました。
小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!