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メンタルの強い人と弱い人

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。 

人はメンタルの強い人と弱い人に分けられるのか。

結論から言うと、僕の答えは「No」です。

なぜなら、人にはそれぞれ得意な環境と苦手な環境があるからです。

得意な環境に身を置いていれば、多少のプレッシャーもポジティブに対応できるので、周囲からはメンタル強いな〜と思われるでしょう。
反対に苦手な環境に身を置いていれば、メンタルに負担がかかり続けるので、メンタルが弱いと判断される言動をしてしまうのも当然です。

バスケ部時代

僕は高校時代、東京都ベスト4の強豪校でバスケットボールをしていました。
時代的にまだ厳しい上下関係があったし、部員も60人近くいたので日々競争でした。
キツすぎる練習や、先輩からの圧、ベンチにすら入れない理想とのギャップに耐えられず辞める人も本当に多かったです。

当然、中学時代に輝かしい成績を残したプレイヤーが多い中、僕は地区大会2回戦敗退の弱小校出身でしたが、3年間部活をやりきりました。スタメンにはなれなかったけれど、スポットで試合には出場できました。

きつい練習でも手を抜かなかったし、地味なトレーニングも全力で取り組んでいました。
メンタルが強かったんです。
無名の弱小校から成り上がった分、周囲からも「頑張る奴」というキャラクターでした。

しかし、入社2年目には適応障害と診断され、休職しました。
強靭メンタルはどこにいってしまったのでしょうか。

適応障害になった原因は以下記事に詳しく書いていますが、ざっくり言うと職場が僕にとってかなり苦手な環境だったのです。

つまり、得意な環境であれば結構頑張れるんだけれど、トラウマが関係するような苦手な環境では頑張れないんですよね。

俺メンタル強いんだよね。と自称する人はきっと苦手な環境に身を置かないでここまで来れたんだと思います。

人は変化する

じゃあ、苦手な環境を避けて生きていけば、OKか!
と言われると、そんな単純でもないから面白いですよね。

得意だと思っていたものが何かのきっかけを機に苦手になってしまうこともあるし、
苦手だったトラウマを克服することで、得意になってしまうこともある。

だからきっと、悩みのない人はいないんでしょうね。

まとめ

メンタルの強い人も弱い人もいない。
強いと思っていたら、弱ったり。
弱いと思っていたら、強ったり。(強ったりは言わないか。)

しょうがない。

悩みのない人はいないのだから。

できることは、メンタルの状況が今どうなっているのか見ることくらい。

あぁ〜今弱いのね。とか、今強いじゃん!とか。
それがわかると、少しは余裕が生まれます。

空中にもう1人の自分を作って、俯瞰して見てあげてください。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。