49日目 黒猫・存在の輪郭
帰り途(みち)
突然
目を見張る
穴があいたように
そこだけ
闇が深い
覚悟して
飛び込むと
視界がひらけ
音もなく
飛び退(の)いた
闇の影は
うんざりした顔で
私を見上げる
闇よりも深い
黒をまとい
ラムネ玉のような
緑の瞳は
私への興味を失った
とたん、
闇に溶けた
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ヤヤナギさんが企画されている #100日間連続投稿マラソン に参加中です。
もうすぐ50日!
ここしばらくは詩歌を綴っています。
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