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【ざっくり・スッキリ解説】ここがスゴイ吉田松陰!

雪国育ちのOL、春です。

さて、今回は「ここがスゴイ吉田松陰」ということで、吉田松陰についてざっくりと解説したいと思います。これを読めば、あなたの吉田松陰に対する印象がガラッと変わるかもしれません!

幕末全体の中では少ししか登場していないのですが、吉田松陰という人物は知れば知るほど深く、そして後の幕末に影響を与えることになります。

松陰は長州(現在の山口県)で松下村塾という私塾を営んでおりましたが、最期は黒船に乗り込もうとした罪で死罪になっています。

ここまでは皆さんもご存知の「吉田松陰」だと思います。教科書では1~2行程度でしか取り上げられていなかった記憶があります…

ですが、松陰は真面目で好奇心旺盛、そして大変頭が良い人物だったのです。黒船に乗り込もうとした行動にもしっかりと背景があり、この背景を知ることで当時の若者の状況も見えてくるのですが、それについては別途解説したいと思います。


【吉田松陰のここがスゴイ!】

好奇心旺盛…幕末の人物の中でも特に好奇心が旺盛でした。「百聞は一見にしかず」と言うように、何事も自分の目で確かめたい、直接その人から話を聞きたいというタイプでした。好奇心もさることながら行動力もピカイチだったので、思い立ったらすぐ行動してしまうのが松陰のすごい所だと私は思います。この好奇心と行動力が無ければ、黒船に乗り込もうなんてそうそう思わないはずです。

良すぎる人柄…松陰の肖像画を見るとつり目でシュッとした顔が印象的で、怖い人なのでは?と思っていましたが、実は全然違います。彼は性善説を基に生きているような人で、他人を疑うことを知りません。それが仇となり、安政の大獄時に他の尊王攘夷派の人の参考人的な立場で聴取を受けてた時に、幕府側は自分の主張を理解してくれる!と信じてしまい、自分が黒船に乗り込もうとしたことを打ち明けてしまいます。それが原因で松陰は逮捕され、死罪になってしまうのです。(もちろん諸説ありますが…)

良い意味での頑固さ…松陰はロジカルな人物で、自分の信念や考えを曲げることはありません。全てのことに疑問を持ち、納得できるまで勉強します。この松陰のロジックと良い意味での頑固さがあって、久坂玄瑞や高杉晋作(後の尊王攘夷活動の中心人物)などの門下生が彼に追随していくようになるのです。


今回は「吉田松陰のここがスゴイ」という事で、ざっくり解説しましたが、いかがでしたでしょうか?松陰についての印象が少しでも変わっていれば嬉しいです!

こちらで書いている内容は司馬遼太郎の「世に棲む日々」という小説を参考にしています。全4巻あり、松陰の生き様や門下生たちの生涯が描かれているのですが、令和を生きる私たちにもグッとくる言葉や熱い男たちの人生に心が動かされます。

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それでは、またnoteでお会いしましょう!

読んでいただきありがとうございました。

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