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ざっくり解説!幕末ってどんな時代?

初めまして。雪国育ちで現在OLの春と申します。

小学生から大好きな幕末についてもっと多くの方々に興味を持っていただきたいと、このnoteを始めました。

最近では幕末を題材にしたアニメやゲームもあるようなので、それがきっかけで興味を持ち始めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

第1回目の投稿は「幕末ってそもそもどんな時代なの?」ということを、私なりにざっくりとご説明しようと思います。

黒船来航、坂本龍馬、新選組、徳川慶喜、大政奉還…など人によって思い浮かべるイメージは様々だと思います。

ですが、結局何がどう繋がっているのかわからない、そもそも何故この出来事が起きたのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

まずはこの記事で幕末の全体の流れを掴んで、幕末浪漫への第一歩を踏み出しましょう!

※私は歴史の専門家ではなく「ただの幕末好き」ですので、お手柔らかにお願い致します…。


はじめに幕末とは徳川幕府が政権を握っていた江戸時代の末期を指します。ざっくりとした時代の流れとしては、このような感じです。

①ペリー来航

②開国

③安政の大獄

④尊王攘夷派が盛り上がりを見せ始める

⑤薩長同盟

⑥大政奉還

⑦戊辰戦争勃発

個人的に重要だと思うポイントはこの7つです。

詳しくはこれ以降の記事で書いていきます。


開国してから日本の勢力図は目まぐるしく変わります。

これまで鎖国状態の日本にペリーが来航したことで、日本は西洋の技術を見せつけられます。その後、開国を決めた徳川幕府は以前の「強い幕府」ではなく、「(各国からの圧力に屈した)弱い幕府」と諸藩に見えた結果となりました。

開国したことにより、尊王攘夷派と呼ばれる(かなり簡単に言うと)反幕府勢力が台頭し、徳川幕府の頭を悩ませます。そこで幕府が取った行動が安政の大獄という大弾圧です。反幕府勢力の人間をどんどん捕まえていくのです。

しかし、この安政の大獄で幕府は反幕府勢力の恨みを買ってしまいました。結果的に安政の大獄も、その後反幕府勢力が更に広がった一つの要因になったのではないかと私は思います。

また、この間にも幕府は新選組や見廻組などを結成して反幕府派勢力の弾圧を引き続き行いました。

この反幕府勢力の筆頭は長州藩でしたが、薩摩藩も徐々に幕府側から反幕府側へ傾いてきたところで坂本龍馬が仲介役となり、薩長同盟を締結。反幕府勢力としてはかなり強力なものになりました。

その後、反幕府勢力の拡大や情勢の変化などを見た第15代将軍・徳川慶喜が政権を朝廷に返上するという大政奉還を行い、徳川幕府は長い歴史に終止符を打ちました。しかし、ここで幕府VS反幕府の戦いは終わらなかったのです。

徹底的に徳川幕府側を潰そうとした反幕府側が戦争を始めました。これが戊辰戦争です。これが一般市民も巻き込む悲劇的な国内の大戦争になってしまいました。そして明治維新へと向かっていくのです。

ここまでが幕末のざっくりとした流れです。

まずは日本の視点で説明しましたが、アメリカやイギリスなど欧米列強もこの時代にガンガン絡んできています。世界史とも照らし合わせることで、より理解が深まるのでその視点もnoteではご紹介していきます!

是非また遊びに来てくださいね!

読んでいただき、ありがとうございました。

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