2023/12/23 悪女になるなら月夜はおよしよ

今日はじんわりと体調が悪かった。
昨日もじんわり体調が悪かったものだから、0時になる前には眠りについていた。今日起きたのは7時ころに一度、まだ眠たかったのでもう一度眠って9時前くらいだった。
起きてから何か食べようと思って冷蔵庫を見たが、卵と納豆くらいしかなかった。くらいしかなかったとは言ってみたが、十分美味しい。このメンバーで十分に戦える(何と?)。食べながらラジオでも聞こうかなとTBSラジオをつければめちゃくちゃ謝っている放送だった。
謝っているなあ。うーん。

食事を済ませて、日記を少しだけ書き始めたが気分が乗らない。これはじんわりとした体調不良だからだろう。じんわりと眠たくなってきた。せっかくだから寝ることにした。
記憶が定かではないが12時前には寝たような気がする。ああ、もったいない時間の使い方だなあ、起きてウーバーをやらないとなあと思っていたが眠った。眠いということは寝たほうがいいということだから寝ることにした。

あまり寝ないほうがいいよな、と思いながら寝ると嫌な夢を見ることが多い気がする。今日もそういう日だった。
嫌な夢といいましょうか、私がよく見る夢は、寝ていて目はぼんやり開けられるのだが体が動かない状態で、部屋に何者かがやってくるという夢だ。
たいがいコソ泥というには身なりはきれいらしいし、なんなら髪の長い女性であることもある。外見的特徴をこうやって書いてはいるが、見えてはいないのでそういう外見をしているような気配を感じるのだ。
今日見た夢では目は開けられる、首は動かせる、ただ体は動かないという状況である。誰かが部屋に入ってきている感覚がある。目をやれば、寝起きかつ裸眼でよく見えない。女性のようである。

またこのパターンの夢かと思って、どうせ現実ではないのだから見ないことにしてもう一度寝てしまおうと思う。首を戻して天井を見るようなあおむけの角度に戻す。すると左耳のあたり、顔の左側に違和感がある。さきほどのやつがすぐ隣にやってきているような気配を感じた。
ええ、やつはすぐ隣に来てしまったのか首を左にやってみるが隣にはいない。さっきと同じ、ぼんやりとしか見えない部屋の奥にまだ立っている。
気のせいかとまたあおむけの角度に戻すと、やはり左側にやつが来ている気配。また見るが、部屋の奥にいる。
もういいやと違和感を無視して眠った。起きたら15時過ぎだった。

ただそれだけの話である。夢なんだもの、別にフリもオチもない。じんわりと嫌な夢の話をした。

起きてから、ああそういえば洗濯機を回したまま寝ていたなと思ってベランダに干した。良く晴れていて気持ちのいい天気だ。テレビでニュースを見れば、今日は都心で最低気温0度台を記録したらしい。そんな寒かったかしら。まあいいや。寝ていた時間であるから、今朝の気温が何度であったかなど関係がない。

今度こそはと日記を書いた。うまく気持ちが乗らなかったが、またも世間への愚痴などを書いていたら長くなってしまった。

気づけば17時ころになっていた。テレビをまたもつけるとドラえもんがやっていた。ドラえもんは何年も見ていない。これもなにかの縁ではないかとみてみることにした。
ドラえもんだなあ。うんうん。と思いながら見ていたら、はたと気づいたことがあった。しずかちゃんの服装が怪しい。タートルネックの白のセーターに短めのスカートを履いている。なんと表現すればいいのか、やたらと煽情的な服を着せられているなと気になった。私の癖がどうとか言うことでなく、やたらとボディラインを見せる服を着ている。私が親なら、もう一枚上に羽織りなさいと言ってやりたくなる。
ちょうどつけたタイミングでは家具・家電からほうきに至るまでなんでも楽器に替えることができるから、これでいつものメンバーでバンドを組もうという話であった。みんなで楽しく練習をするのだが、発表会まで時間がない。のび太くんはみんなには内緒でうまく演奏できるようにドラちゃんに設定してもらった。みんなのもとへ戻ると、のび太くんは圧倒的な演奏の美味さを見せる。
するとしずかちゃんは「のび太さんすごいわ~」と夢グループのあの女性のような猫なで声で褒める。すると、ジャイアン、スネ夫は負けてられっか!と練習に精を出す。

女性が一人だけのバンド、その女性はボディラインを強調した服装、上手に演奏できればその子に褒めたたえられる、それに負けじとメンバーがバチバチな関係になる。大学生かな?軽音楽サークルの大学生のようなことをやっている。このバンドは絶対にうまくいかないなと思った。
みんな全力で練習した結果、実際のコンサートではクリスマスの童謡を演奏するバンドにしたい、としずかちゃんが提案、実行して「かっこよくないよお~」というオチだった。最悪の女である。
さんざん振り回しておいて、だれも望んでいない形のバンドにする。

大学生のサークルでもありがちだ。サークル内の男全員が悪女に振り回されて不和になる。いいとこを見せようと無理をする。
最終的にその子はサークル内の誰とも付き合わずに、バイト先の店長、パパ活で知り合ったお金に余裕のある社会人と付き合うのだ。今回のしずかちゃんのムーブメントが実在する悪女をうすめてうすめてコメディにして見せたという怪作であることがわかった。

その証拠と言ってはなんだが、その次の話ではデンデン太鼓を叩くと本物の雷のような爆音が鳴り響いてみんなを驚かすという話であった。まず、のび太が空き地でデンデンする。ジャイアントスネ夫がびっくりする。怒ったジャイアンにこの秘密道具を奪われる。ジャイアンが家でそのおもちゃで遊んでいると母ちゃんがやってきて、働け!と怒る。無視して遊ぶジャイアン。
ついには母ちゃんの雷が落ちる。本物の雷よりもこわい雷ってあるんだね!終わり。
というテキトー極まりない。ただのダジャレである。ダジャレありきのストーリー展開。キャラクターが自由に動いていない。ダジャレ落ちに向かってみんなが行動している感じがあまりにも手抜きに感じた。

一方どうだろう、バンドの話はしずかちゃんは男どもを手玉にとりたい。ちやほやされたいという感情。男どもは「あわよくば」というあまりにも動物的な野性でもって行動していて、生き生きとしている。キャラクターが意思をもって動いていることがよく伝わってきた。

漫才でも、言いたいボケフレーズ、ツッコミフレーズに向けて作ってしまうことでわざとらしい漫才になってしまうことがある。ドラえもんから漫才を学んだ。なにかの縁であろう。

ちなみにしずかちゃんの服装についてはほかのキャラクターたちも若干厚着になっており、冬服ということなのだろうと解釈した。

ドラえもんを見た後はすこしだらついていよいよウーバーに出発した。6件ほどやったところであまり注文が飛んでこなくなったのでやめることにした。明日は24件やらなければいけない。
近所のOKで買い物をして帰った。必要最低限のものを買ったのだが、けっこうな値段がして驚いた。物価高だ。
レジがやたら混んでいるなと思ったが、クリスマスに向けた買い物をしている家族がやたらと多かったようだ。やはりクリスマスはストレスだ。

また長くなった!!!!!なんでだ。もう寝るからこれくらいで終わります。おやすみなさい。

今日面白いと思ったことは「台本の不自然さをなくそうとしすぎると、今度はひっかかりのない、どこかで見たことがある漫才にもなってしまう。強調したいところには意図的に不自然さは必要である。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。