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俯瞰することの大切さ。

ども。
最近ちょくちょく頭痛がして、いよいよ検査を受けようか真剣に悩んでいます。首のコリが怪しい。
#俯きたくなるほど痛い


さて、今日は『俯瞰』について。

最近巷を騒がせているニュース。
【キングコング西野 吉本興業退社】

事の発端や話の決着については西野さん本人がメディアに出て自ら語っているので割愛しますが、今回このニュースを見て、自分自身大いに反省しなきゃいけないことがあるなと思ったので自戒の意味を込めて記しておきます。


西野さんの言うように、西野さん側と吉本マネージャーとのコミュニケーションエラーは結構前からありました。
#都度サロンで共有されるので間違いない
その時、今回同様、僕たちサロメンは『西野さんの言い分しか』聞いてません。「こんなことがあったから、めちゃくちゃ説教しといた」って西野さんの発信を受け取り、吉本側はそれを弁明する余地すらなかった。
僕自身、なぜ説教したかもしっかり説明してくれることがほとんどなので何ら不思議に思うこともなく、「吉本(マネージャー)やばいなぁ」という理解でしかありませんでした。事の経緯やマネージャーとのやり取りなんかも毎週キングコング(キングコングのYoutubeチャンネル)で面白おかしく笑いに変換して話されます。最初から最期まで西野さん主導の発信であり、僕は何の違和感も感じずにそれを受け取っていた。

そして、西野さんがインターン生などによく言っている

「ここはそういう世界」


という言葉。『圧倒的に努力して死ぬ気でやらないとついていけない世界』を意味しています。
西野さんはよく、インターン生にこういう発破のかけ方をしていました。
僕といえば、「すごい世界だなぁ。でも、ディズニー超えるって人の会社だもん。そりゃそうか。」ってな感じ。
#お前もがんばれ


ただ、その熱量は、吉本マネージャーに対しても同じだったんです。
#だから今回の騒動に発展した


ここに気が付けなかった…。


次から次にアイディアを生み出し、
「秒速で対応する」
という西野さんのスピードを処理(サポート)するには、周りにもそれ相応の能力と気力がないと務まらない。だから、西野さんの言う「ここはそういう世界」という言葉にも妙に納得感を覚えたし、感嘆していました。
#だってあの人マジやばい
#それに応えるインターン生もマジやばい

でも、吉本のマネージャーはその世界の人じゃなかったんです。

ロザン菅さんの言うように、普通の会社員だった。

あくまで吉本興業の社員であり、西野さんに憧れて㈱NISHINOに入っているインターン生とは違う。彼らを縛る(時には守ってくれる)仕事をする上でのルールは吉本興業のもので、西野さんがハンドリングしていなかった。


自分が恥ずかしかった。

きちんとした視点を失っていた。

西野さんの思考や行動に対するリスペクトがそうさせたんだと思う。

これじゃあ、宗教と一緒じゃないか。


仕事をする上で大切にしている感覚がある。

『全知全能の神などいない』

会社の上司、社長、とにかくどんなに偉い人でも、判断を誤ることはある。偉くなると自分の意見が通りやすくなるし、色んなことに決定権を持つことができるからつい勘違いしてしまう。
#というかしている人がたくさんいる
でも、それはなぜなのか。一番は、周りが譲ってくれているだけってことに気付けないまま、勘違いという成功体験を繰り返してしまうことだと思う。忖度されて相手が譲ってくれていることに麻痺して、自分が全知全能の神であるかのような物言いをする人がいる。怒鳴ってなんとかしようとする人と全く同じロジック。
#なんと滑稽なことか笑
仕事で背負っている肩書きがなくなった時、関わっている人たちが自分にどう接してくれるか。そこを意識してスタッフや業者とやり取りするようにしている。肩書ではなく、『自分』という人を愛してもらえるかが人生の勝負だと勝手に思っている。

この感覚を大切にしているはずなのに…

ごめんなさい。

西野さんだって全知全能の神じゃない。

もっと早く、吉本のマネージャーさんを擁護できる正しい視点を持つべきだったなって。だって、今回みたいに俯瞰で捉えられなくなるのは優しくなくなるのと同じだと思うから。


ミクロではなくマクロな視点を持つというよりは、ミクロでもマクロでも俯瞰して捉えられるようにしたいって感じです。


ではまたっ。

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