馬かいぬ

パワハラでちょっぴり病んじゃったWeb編集・ライター。noteでは文章の書き方やエッセ…

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パワハラでちょっぴり病んじゃったWeb編集・ライター。noteでは文章の書き方やエッセイを書いていきます。アニメ・ゲームの話はこっち→ https://bakainu.net/ Twitterはそっち→https://twitter.com/bakainu/

最近の記事

「がんばる」と自分に対して言ってはいけないのか問題

かわいい後輩がnoteを始めた。悩み多き青年だが、いろいろなことに気づく人だ。彼の気づきを、私もよく思考の種とさせてもらっている。今回ぶち当たったのは「がんばる」という言葉のようだ。 きっかけは会話の中で「頑張るという言葉を自発的に使うのは違う」といったニュアンスの発言を受けた事からです。 「頑張るというのは自分で言う事ではなく、他者から見て頑張っていると感じた時に使う言葉なのでは?」という問いかけに自分は答える事ができませんでした。 めんどうな問いかけだ。ある種のマッ

    • SNSで怒る人にならないために

      Twitterで「#」をミュートワードに登録した。件のハッシュタグキャンペーンがきっかけである。私はミュートワードをかなり細かく設定していて、「@」も入れたりしていたのだが(知らない人同士の会話を見せられても、面白いとは感じない)、さすがに「#」を入れるのは憚られた。けれど、あれはどうにも耐えられなかった。 私がTwitterを見るのは、みんなの何気ない一言と生活、時折流れてくるウィットに富んだ言い回し、そして上手なイラストを楽しみたいからである。そこに、イデオロギーから発

      • 「間合い」よりも「ソーシャルディスタンス」がいいなぁと思うワケ

        こういう状況ですから、色々な場所やメディアで「ソーシャルディスタンス」という言葉が聞かれます。それと一緒に、「日本なんだから『間合い』『距離』って言葉を使えよ」というご意見も耳にします。 英語の混ざった話し言葉は、“意識高い系”として以前から揶揄されてきました。かくいう私も「アグリーですね」なんて言葉を聞いたら、「???」となって、言葉が出てこなくなりそうです。「同意見です」とかでいいよね。 ただ、この「ソーシャルディスタンス」は標語、あるいは、ある意味での“合言葉”とし

        • 人生の夏休みが終わる

          いつも敬体(です・ます調)で書くのだが、今回のように考えていることをただひたすらに書きなぐる記事は、常体(である調)で書くことにしている。 特段、どちらの方が優れているというわけではない。常体の方が伝わる内容ももちろんあるが、自分の持ち味は敬体で発揮されるとは思っている。ただ、私の場合は敬体で書いているとどうしても「誰かに向かって話している」ようになり、随筆にならない。それに、いつも敬体で書く人は、常体の文章に少なからず憧れたりするものである。 (とはいえ、書きなぐると言

        「がんばる」と自分に対して言ってはいけないのか問題

          抱負や目標はWebに書かない方がいい

          あけましておめでとうございます。今年はnoteの方も細々と書いていきますので、よろしくお願いいたします。 ……って書くと、書かないんですよ。というのがタイトルにある通り今回の趣旨です。新年の目標とか考える時期にまったく空気を読まない記事で大変恐縮です。 「Webに」と書きましたが、TwitterやFacebookなどのSNSもそうですし、ブログやnoteなども然り。「次は○○をします」「○○な人になりたいな」「今年は○○に時間を使おう」……。 全部成就しません!!!(暴

          抱負や目標はWebに書かない方がいい

          初めてメンタルの病気になった2019年

          皆さん、今年もお疲れさまでした。そしてお世話になった方々、本当にありがとうございました。 自分の「お城」であるブログとは別に、自分のことや考えたことはnoteに書くように切り分けて2本目。今年の振り返りとしてこの記事を書いているのですが、タイトルに書いたことがすべてと言ってもいいかもしれません。パワハラが原因で、4月に抑うつ神経症を患ったのです。 僕の周りにもメンタルを病んでしまった方が何人かいらっしゃって、話を聞いたりすることこそあったのですが、まさか自分がこうなるとは

          初めてメンタルの病気になった2019年

          文章を書くために頭の中のモノを追い出す

          どこで目にしたのかすっかり忘れてしまったのですが、ずーっと文章が書けない、書けないと悩んでいた小説家が、部屋を掃除したら嘘のように文章がつらつらと書けるようになった、という逸話を読んだことがあります。 職業柄(ライターなんです)、同じ状況に陥ることは割とありまして、そのたびにこの話を思い出して、机を整理したり、部屋の一部をちょちょっと片付けたりします。残念ながら、劇的に効果があった経験はないのですが……。 ともかく、そういう時は大体、頭の中が詰まっている状態。「外に出たい

          文章を書くために頭の中のモノを追い出す